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三条 柊平（さんじょう しゅうへい） # 【　＊＊＊　】 これはおれが小さかった頃の不思議な話なんだけどね。 爺ちゃんの家に遊びに行ってた時に、この辺りじゃ見慣れない女の子と友達になったんだ。 ひとりで寂しそうにずっとこっちを見ていたから、一緒に遊びたいのかと思って声を掛けたんだ。 「どうしたの？ひとりならぼくと一緒に遊ぶ？」って。 女の子は少し驚いた表情をしたあとに、嬉しそうにおれの手を取ってくれたんだ。 それからずっと日が暮れるまで一緒に遊んでさ……今思い出しても楽しい記憶…、のはずなんだけど、 なんでかな。そこからの記憶がないんだよね。 一緒に遊んだっていう記憶だけが色濃く残ってて……あ、でも女の子に「一緒に帰ろう？」って声を掛けられたところまでは覚えてるんだ。 だけど気が付いた時には爺ちゃんの家で寝てたみたいで。どうやって帰ってきたんだろう〜って当時は少し疑問だったけど、後から爺ちゃんに聞いたらあの女の子は人じゃない存在だったみたいで、爺ちゃんには「人ならざるものの手を取るんじゃない！見分けぐらいつくようになれ！」ってしこたま怒られちゃったんだよね。あはは、不思議な話じゃなくて、やっぱりちょっと恥ずかしい話だったかも。 ……うん、でもやっぱり気になるよね。あの女の子は一体誰だったんだろう？っていうのは勿論だけど、 もしかしたらおれに何か伝えたいことがあったのかも、って思わずにはいられないというか、なんというか…… 今でも呼ばれてる気がする、っていうのかな。 まあでも、あの子がちゃんと成仏できてればおれはそれで良いんだけどね 【　設定　】 “変なもの”に好かれやすい寄せ餌体質。 父方がそういった血統だが、柊平だけ異質なほどにその血の影響が色濃く出ている。 幼少期から“見えちゃいけないもの”との接触が多く、連れて行かれそうになったことも多々ある（自覚なし）。 自分に見えるものは、当然両親に見えるものだとばかり思い込んでおり、自分の異質さを理解するのがとてつもなく遅かった。 ピントや波長が合い過ぎるため“変なもの”とそうではないものの区別がつきにくく本人も悩みの種のひとつではあった。 現在は見えることはなくとも、神話的事象に接触することが多い。 おおらかで人に優しすぎる性格。根からの善人。 既知関係問わず、助けを求められたら迷わずに手を差し出してしまうような男。 それがわかりきった詐欺や嘘でも「そう言わなきゃいけない理由があるほど、本当に困っているかもしれないから」と手を掴み続けてしまう損な性格。自分以上に他人を大切にするあまり、自分のことを蔑ろにしがち。自分が犠牲になって誰かが助かるのであれば、命も簡単に渡してしまう。 こども向け絵本作家として日々活躍中。最後には全員が笑って終われるハッピーエンドが好き。 自分の作品に誇りをもっているので誹謗中傷に傷つくことはない。この辺のメンタルはびっくりするほどゴリラ。 【　キャラシ作成　】 ＜作家＞ベースに一部改変して取得 職業技能：オカルト、制作（絵本）、心理学、説得、図書館、他の言語（英語など）、母国語、歴史 【　特徴表　】 1-5＜天才＞　4-6＜寄せ餌＞ 【　通過シナリオ　】 「深夜零時の秘め事。」KPC 「かみさまはいとを引く」 「拝啓、碧海に溶ける君へ」 「オパールを分割したならば」 「夜の揺り籠」 「朝の揺り籠」

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