タグ： 濁りの民

処刑人歴7年。 血で汚れた白い髪に白い仮面をつけ、黒いローブを身に纏うちぐはぐな格好の男。 体格に見合わない大鎌をかつぎ鼻歌を歌いながら歩く姿をよく目撃されている。（音痴） 性格は端的に言えば明朗。陽気で気分屋だが仕事はきっちりこなす仕事人。 歪な鼻歌を歌いながら踊るように罪人の首を刈り取るため、周囲からは奇異の目で見られているが本人は気にしていない。 罵られようが石を投げられようがニコニコとしている。 何に対しでも物怖じせず言葉を投げかけるせいで場の雰囲気をぶち壊すこともしばしば。 なにも快楽殺人者的に処刑しているのではなく、単純に仕事だからやっているだけ。 この国では随分と信仰が厚いみたいだけど、この世に神なんていないでしょ～と思っている。信仰じゃお腹は膨れないよね。 「お仕事しないとご飯が食べられないんだもん。人間食べなきゃやってけないからね」 「み〜んな大好き！でも大嫌い！どっちもホントだよ」 ジャンヌの猟犬HO4　処刑人 あなたは処刑人だ、今日も罪人の首をはねその命を刈ることだろう。 街では何やら物騒な出来事が多いが、関係ない。国が選んだ罪人の首を今日もはねるだけだ。 ーーーーーーーーーー 【通過シナリオ】 -新生-ジャンヌの猟犬（HO4） 以下、ジャンヌの猟犬　HO４バレ 物心ついた時から感情の上下が乏しくどんな時でも顔に笑顔が張り付きニコニコとしてため、それを気味悪がった両親に捨てられ孤児へ。 道徳や倫理観も薄かったため、盗みなどの犯罪も犯しながらその日暮らしをしていた。 途中何度か特殊なヘキの人間に拾われいたぶられた経験があり、身体や顔に傷がある。 そんな生活の中でボロボロになっていたところをオデットに拾われた。 世話になったローゼンハイム家の2人には感謝し慕っていた。 オデットと遊びながら教えてもらった歌やダンスをずっと覚えており、それを今でも口ずさんだり踊ったりしている。 そのせいで周りから気味悪がられてはいるのだが。 一種の逃避行動なのかもしれない。 普段は正体を隠すように仮面を付け、本名は明かさずEnfer（アンフェル）と名乗っている。処刑人っぽいでしょ？ 教会の騎士に対して怒りや憎悪の気持ちがあるかと言われれば意外とそこまででもない。 もちろん最初こそその姿を見るとなんとも言えない不快感に襲われた。 しかし自分が処刑人という仕事をしているのをしているのもあり、自分も彼らと変わらないと思うようになった。 彼らは彼らの仕事をしているだけ。 自分だってきっと、処刑した人間の家族や友人から恨みを買っている立場だ。 嫌いな人たちではあるけれど、ちゃんと生きてて偉いし好きだなあとも思う。そこに嘘は無い。 自身の手で恩人の首をはねてまで生きる道を選んだ時、結局自分はこんな生き方しか出来ないんだなと思った。 これ以外の生き方なんてもうわからないし、残ってない。 過ぎた願いは自分だけじゃなく周りも不幸にしてしまう。 ならばいっそドン底まで堕ちて、そこで1人踊り明かそうじゃないか。 恩人から最期に告げられた願いを守りたい気持ちはある。 そんなことをして自分の罪が消えるわけでもないし、むしろオデットから糾弾される可能性だってある。 いや、いっそそうして欲しいのかもしれない。 この何もかもが汚い世界で僕を裁けるのも殺していいのも彼女だけ。君こそが、僕の処刑人。 彼女を救って、そうして僕も彼女に救われたいんだ。 ■名前の意味 Lucas:光　 Farrant:白髪 Enfer:地獄 ■イメソン 悪魔の踊り方/キタニタツヤ 『いっせーので狂っちまえ、惨めな姿で』

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