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一人称：私 二人称：きみ ▼容姿メモ ダボッとしたパーカー、前髪長め(目は隠れない)、髪色プリン、下がり太眉、ショートパンツにタイツ ーーーーーーーーーーー 幼い頃から漫画家になりたくてたくさん勉強した。 誰かに自分の物語を形として見てもらいたくて。 憧れた世界に飛び込むために毎日マンガを描き続けた。 「面白いね！」っていう言葉が聞きたくて。 学生の頃はマンガばかり描いていたせいで周りからは根暗だって、オタクは気持ち悪いって馬鹿にされてきた。マンガを描いていたノートをトイレに流されたこともあれば、前髪が長いから切れと言われて文房具のはさみで切られたこともあったし、上履きだって学校近くの川に投げ込まれたこともあった。 いじめは止まらなくて小学～高校までずっとあった。嫌だったから沢山逃げたし、反抗しようとしたけど多勢に無勢だったもんだから返り討ちにあうことがほとんどだった。親にも先生にも隠し続けてた。気づけばウソの笑顔を作るのが上手くなった。 時には耐えられなくなって死にたいって思ったこともあった。何度も何度も左腕に生きる意味を求めながらカッターの刃を立てた。どうして周りの目を、評価を見なくてはいけないのか。とにかく生き苦しかったんだ。でも、私には私にしか創れない世界があるからマンガを描き続けることで生きていた。何よりその時間が楽しかったから。 高校を卒業して親からはロクな仕事にも就かずに引きこもってひたすらマンガを描き続ける私に冷ややかな目を向けてきたけど、努力して努力して、自分ひとりの力でなんとかデビュー賞をもらって晴れて念願の漫画家になった。これで私も輝けるんだ！そう思った。 とある作品を編集部へ提出した時、編集担当から求められた内容は自分の創りたい物語とは真逆のものを言われた。 周りからもこんな作品じゃ世に出回っても評価されないと。話の構成だけじゃない。キャラクターの描きた方やデザインまで指示される。 「読み切りにしては中身が薄くないですか？もっと描写を増やしてください」「こんな内容じゃ引き込まれませんよ」「キャラクターも、目の描き方を変えてください」「ここの描写はウチのコンセプトと合わないので、〆切までにこのページの内容をもう少し甘めにしてください」「これじゃ評価して頂けませんよ」 キーンと耳鳴りがする。私は……、マリオネットではない。自分の作りたい世界を周りに見てほしいから、憧れの世界に飛び込んだのに。うまくいかない。結局は言いなり。 なんとなく、デビュー賞をもらった作品のエゴサをかけた。「面白い！今後に期待してる」「続編はどこですか？」そんな言葉を見かける反面で「絵のタッチが好みじゃない」「内容が入ってこなかった」「なぜこれでゴーサイン出したの？わかんない」そういった意見の数々が目に入る。 ああ、どうしてだろう。評価が全てではないのに、わかっているのに、やっぱり評価されないと生きていけないのかな……。 何度目だろう、死にたいって思ったのは。左腕の傷を見て思う。もう、やめようって思ったのに古傷が痒み出す。周りからしたらこんなちっぽけなことかもしれないけれど、私にとっては大きなことで、評価に縛られ、マリオネットのように人生が決められてしまう。そんな人生、つまらない。もういやだよ。 今夜、私は街の大きなビルから羽ばたくことにした。 もう私は…夢を見るのは疲れたから。生きるのも疲れた。 私は燃えて煙になりたい。 ■「白々明けに我が牙と舞え」通過後 VPCと出会ってから、もしかしたらいつかまたどこかで会えるのではないかと希望を抱いて生きている。 また、漫画家を辞めて全年齢向けの同人作家になる。 居酒屋にアルバイトをしながら過ごす。 あの時落ちていたスキットルはなんて書いてあるのか分からないけれど、キレイに洗ってお守りとして持ち歩いている。 〇ステータス変動 ⇒吸血鬼化による影響をリセットする。ステータスは戻り、関連技能は取得前に戻る。ただし、<芸術：バットダンス>と、後述の後遺症は残る。 〇技能成長 ⇒VPCに与えたダメージを成長ポイントとし、任意の<戦闘系技能>or<行動系技能>に割り振る。 30pt→キック+10、変装+20 〇特徴の付与(サプリ「クトゥルフ2015」参照) <急速な回復力> 吸血鬼の血は全て消えてしまったはずであるが、身体の細胞が記憶しているのか、心なしかあなたの自然治癒力が活性化しているように思える。 <暗黒の祖先> 探索者の祖先には、魔術師がいた。彼は研究の末、外なる神「イヴ=ツトゥル」の黒い血『ザ・ブラック』を身に宿す事に成功した。その血は受け継がれ、探索者の血にも未だに残っていた。 なお、黒い血による影響は「吸血鬼の血による一時的な活性化」に伴うものであり、人へと戻った今ではすっかりと鳴りを潜めてしまった。 ⇒継続で使用する場合にはフレーバーとなる。 〇後遺症 ⇒変色した髪と瞳の色が、戻る事はない。 ■「墨黒々に我が牙と舞え」 ▼容姿メモ 前髪伸ばしっぱなしロングヘア、髪色プリン増し増し、ダボッとしたパーカー、スキニーパンツ、革靴 ドレスコードはスカート丈長めのワンピース 吸血鬼化技能：3d10→14 吸血鬼でいることを望み、VPCであるセイスの眷属として過ごす。 バイトの居酒屋は辞めて、在宅ワークと同人活動に勤しむ日々になった。

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