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高校１年生（OR２年生）。幼いころ、交通事故で両親と生まれたばかりの妹を亡くしている。 事件後、朱美は母方の妹鳴瀬博美夫婦に引き取られる。義理の両親と妹那岐（なぎさ）の四人で暮らしていたが、ある日父親がジャーム化して那岐を襲う。那岐を救おうとするも、一般人にジャームが倒せるはずもなく、朱美は義父に殺されそうになるが、死の淵で覚醒。逆に義父を殺害してしまう。 仕事から帰るころには、すでにアパートの一角は封鎖され、事件は凶悪殺人犯による父親殺害、息子の殺人未遂事件として処理された。幸いにも、那岐はこの事件があまりにショックすぎて記憶を失っている。 （妹の命を助けるために勇敢にも殺人犯と戦った父子として、一時ニュースの話題にもなった）しかし、実際には義父を殺したのは自分であるとの事実からは逃れられず、常に自責の念が付きまとう。また、義父が最後に叫んだ「お前も俺と同じだ、お前もこの衝動をいつまでも制御することはできない、隠すことはできないんだ」という言葉の呪縛が己も義父のように成り果てはしないかという恐怖と不安として胸に刻まれてしまう。 白川夜船は事件当時に彼を保護したUGNメンバーの一人。事件後は一緒にチームを組んだことはなかったが、事件の後も色々相談に乗ってくれるなど、自分を気にかけてくれる夜船を尊敬している。その一方で、早く彼に認めてもらいたいという思いが強く、それ故に短慮な行動に出てしまうことも。（尊敬／劣等感）

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