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2010記載 商店主/店員ベース 星見 望 ほしみ のぞむ 社会人二年目の男 望にとって宇宙とは祖父との思い出であり、憧れであった。 望が宇宙に興味を持ったのは、幼少期、長野県の田舎、標高の高いところに住む祖父母の家に遊びに行った時だった。 都会に住んでいて、ゲームや本が好きで、夜空を見上げたことがなかった彼にとって夜空の天の川は心を奪われるものだった。 それ以来星に興味を持った彼は毎年、大学3年まで毎年長野の祖父母のところへお小遣いをためて買った天体望遠鏡を担いで遊びに行っていた。 しかし、大学三年生の頃、彼が就活を早々と終わらせ祖父母のところでアルバイトをしながら星を見て過ごそうと思った矢先、祖母が病気で死んでしまい、そのショックで祖父が認知症になってしまう。 望は祖父の認知症の介護をしながら好きなものであった夜空を夜に眺める日々を過ごす。次第に過去の記憶を思い出せなくなってゆく祖父の世話をするのは望にとってとても悲しいモノだった。 その後望は都会に戻り、興味のあった天体望遠鏡などの機器を販売する会社に就職する。（まあまあブラックだった） POWの低い彼にとって社会での生活はつらいもので、「いつか宇宙にいってみたいなあ。じいちゃんと一緒に見たあの宇宙をもっと間近で見てみたいなあ」 というささやかな願いを忘れさせてしまう程度には心を疲弊してしまっていた。 いつしか都会に出ても見上げていた星空を見ることを忘れ、星を見上げることを忘れていた彼にとある日、オービタルシップカンパニーから手紙が来た...。 普段の生活 一人暮らし　ご飯は基本出来合い　同居人なし　昔は星が好きだからよく星の写真をみたり、星を見に行ったりしていたが、今は仕事で疲れてしまっていて家ではひたすら寝て疲れをいやしている。たまに星を眺めたり、星の写真を見ている。

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