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クトゥルフ PC作成ツール
アッバース・アブドゥフ
ID:3373351
MD:c9891fdaf3492bd6cf387a38a582f11e
アッバース・アブドゥフ
タグ:
亜月式NPC
振斗
私を延命させる紫色のベール
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生まれ・能力値
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CON
POW
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初期
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その他増加分
一時的増減
現在値
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CON
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APP
SIZ
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EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
特徴:オシャレ、実は生きていた 職業:ビジネスマン 職業特記:経理に10%のボーナス 年収:5000万円以上 財産:2億5000万円以上 皆さん知ってますか?!?!?!?!実は石油王って大概フィクションの存在なんですって!!!!!!!!!!!!!なのでこの人は皆が想定してた様な石油王では無いです(一年以上かけて築き上げてきた石油王のイメージを一瞬にしてぶち壊すサイコパスPLの図)(すまん) アッバース・アブドゥフ 36歳 男性 フルネームはعَبَّاس عَبْدُهُ صَابُونجِيّ(アッバース・アブドゥフ・サーブーンジー) 中東にて国家公務員を勤める男性。公務員としては高位に当たり、収入もかなり良い。 基本的に口数が少なく、仕事相手とのプライベートな交流をしたがらない。不健康的な暗いオーラを放ちがちで、一人でいる時は特に話しかけづらい雰囲気に見える(実際体は貧弱気味なため、薬、特に胃薬は常備している)。とはいえ身嗜みには気を使っているので清潔感はちゃんとある。 人の顔色を見るのが得意で、相手が自分に対して真の善意で接してるか否か、などを何となく察する事ができる。しかしネガティブな面が強く、人が好意を持って自分に向き合ってると感じても、その事を素直に喜べない節がある。難儀な気質。 最近日本語の勉強をしている様子が見受けられ、実際に現地に赴いてもいる。旅先で何をしているのかが、彼の口から詳細に同僚などに語られる事はほぼ無い。 風船を割ってしまった。 決して誰にも奪われぬよう、大事に大事に抱えてきたそれを、ほんの少しの気の緩みにより、あろう事か自身の手で。 だが、風船を割ってしまった事実は本当の問題では無かった。確かにそれも私を悩ませたが、しかし、真の苦しみは別にあったのだ。 ただ割ってしまっただけで済んだのなら、私は今頃どんなに幸せだっただろうか。 風船が割れるあの破裂音に、私が魅了されてしまった事。それこそが、真に私を蝕む問題であったのだ。 ドアを開けた先で、その人は私の方へ向き直った。 絹糸の様な金髪をしていた。高く筋の通った鼻を持っていた。私は目を奪われた。その人を構成する要素全てが、ヒトがヒトの為に作った人形かと錯覚する美しさであった。 眠たげな瞼と長くて量のある睫毛が隠している、その薄紫色の瞳。それは確かに私の存在を見つけていたが、裏を返せばただ眺めているだけに過ぎない。罪人たる私はその人に見つめられていて、その人は私をただ見つめるだけだった。 果たしてそれが私にとってどれ程の救いであったか、誰にだって分かりやしないだろう。桃源郷はそこにあったのだ。差す後光すら煩わしいほど、ただただ美しい人だった。 それでも躊躇いは拭えなかったが駄目だった。欲望が背中を押しても踏み留まれるほど、私という人間は、強くない。 嗚呼、吐露をする。吐露をする。体中に纏わりついてもう皮膚と一体化してしまった汚れを洗い落とす様な真似事。吐き出す私の声は震えて、表情は実に間抜けな愚か者だったろう。誰にだってこんな姿は見せた事が無かったのだ。そうだ、誰にだって、無かった筈なのに。 この無様な懺悔は、こんな無様な懺悔すら、あの人は無機質に聞き届けたらしい。言葉が届いているのかも不安になる程に平坦な顔色のまま、徐に口は開かれた。 『私が赦します。』 「どうだった?」 流れる様な動作でくるりとこちらを振り返る人。その顔にはいつも通りの軽い笑み。 「夢の懺悔室~なんて言ってみたけど、あながち間違いでもないと思うんだよね~。実際、君の心もちょっとは軽くなったんじゃない?」 「……ハイ。ワタシの、苦しみ……あの方が、聞いてもらえて……少しだけ、大丈夫になりました…。」 「そっかそっか~、それなら僕達も冥利に尽きるよ~~」 軽い調子で言葉を並べる彼に相槌を打ちつつ、その顔を斜め上から観察する。 …相変わらず、善意と作為の判別が難しい声色だ。どうして見返りも求めずここまで良くしてくれるのか、その目的は未だ読めない。 ただ彼の真意がどちらにせよ、私はこの人物に助けられている事と、返礼に私は彼らに金銭を渡している事こそが事実だ。そうだ、その関係さえあればいい。今までもずっとそうしてきて、今ここにいる私さえも、その術でどうにか一命を取り留めた私なのだから。…少し汚れてしまっただけで、今までと何も変わらない。これでいい、これでいい筈なんだ。 ふと先の告解室を思い出す。突如現れた救いに想いを馳せる。 …一体、何者なのだろうか。あの人もまた、"私と同じ狂人"なのだろうか。 いや、違う。 彼らが私の様な気狂いを援助する思惑も、告解室にいたかの美しき人の素性も、何だっていい。 私はただ、まだ彼らの保護下で生き延びたくて、 私はただ、またあの人の瞳に救われたいだけだ。 …その為になら、金銭など幾らでもくれてやる。どうせ私が持っていてもドブに捨てるだけなのだから。 ……それに、一方的に施しを受けるだけの立場など、 私は、怖くて怖くて仕方が無いんだ。 「お金?あげたいの?あの子にも」 「ん~、もちろん構わないけど、結局僕達の元に横流しになっちゃうかもよ?もしそうでなくとも、それに喜んでくれるかは怪しいなぁ~~、あの子の事だしね~」 「それでもいいなら大歓迎~!!寧ろそれがいいのかな? うんうん、あの雰囲気には目を奪われちゃうよね~。わかるわかる~」 「…名前?ん~、そっか、本人には聞かなかったんだね。確かに、あんな風に佇まれたら聞けるものも聞けないよねぇ~。あの部屋は懺悔の場なんだから、わざわざ聞く理由もあんまり無いし~?」 「それにさ、そもそも自分からは話し始めなかったでしょ~あの子。自分の話も全然しないし、相槌もぜ~んぜんしない。誰と話しててもあんな感じなんだ~、それがあの子のチャームポイントなんだけどね~~」 「じゃあ、名前は僕の方から伝えておこっか」 「あの子はね、此処では"ユメ"って呼ばれてるんだ。"夢"の意味はもう知ってる?日本語で、Dreamって意味の言葉だよ」 「本名?偽名?そんなのはちっぽけな事だよね~~。だって僕達も君もそうだし~、何よりそれにさ、本当に夢みたいだと思わない?」 「君も分かったんじゃないかな?ユメってさ、懺悔を聞き届けるに誰よりも相応しい人材なんだよね~」 「何故なら、誰の罪でも、どんな罪でも、全てを等しく受け入れてくれるから。自分の罪に苦しむ子も多い此処では、きっとあの部屋とあの子は、夢以上に夢らしい現実になり得るよ」 「だから"マイザー君"も、また夢を見たくなったら何時でも教えてね~!もちろんユメも人間だから都合はあるけど、あの子はまた今みたいに、君を見届けてくれるからさ~~」 「っていう訳で~、じゃじゃ~ん!大金だよ~~!!」 「別に僕達が横領してもいいんだけどさ~、やめておけって言われちゃったから、まずはちゃんとあげるね~~。使い道は好きに決めていいよ~」 『彼はお前に渡したい訳では無いのですから、そりゃあ止めもするでしょう。そもそも我々への金銭は別に貰っているのですから』 「も~、ちょっとしたジョークだよ~~。もちろん、僕達にあげるって使い道も大歓迎だけどね~~?」 「説明の仕方かぁ~。石油王に貰ったとでも言えばいいんじゃな~い?マイザー君って中東の国家公務員なんだよね~~、だから嘘はついてないついてな~い」 『随分と大雑把ですねェ。とはいえ、その美貌があるなら全く有り得ない話でもありませんか。事実彼はそうして惹き付けられた結果、この様な大金をプレゼントしていますし』 「そうそ~う!"二万円夢良咲"の事なら、皆も納得すると思うんだ~~。まあ夢良咲だもんな~~、ってさ」 「夢良咲……それは…どうしたのですか?」 「頂きました。」 「頂いた?どなたに…?」 「…石油王です。」 「……石油王……?…大丈夫ですか?何か、良くない事に巻き込まれていたりは…。」 「善意です。」 「そうですか……それならいいのですが………。もし何かあったら、満銘や他の家族に知らせてくださいね。夢良咲が強い子なのは知っていますが…、満銘は少し、心配性なので。」 「はい。」 服に着いた毛糸すら気に掛かるのに。 払い除けなければ気が済まないのに。 たった一度の過失で、私の手は酷く汚れてしまった。 汚れた掌を素直に人前で洗浄できたら良かったのかもしれないが、どうしたって汚れを隠す選択をした以上、元の清潔な私には戻れない。 本当は、私はきっと、ずっと壊したかったのだ。 この手で。何もかもを。滅茶苦茶に。 アクセルを踏み込む。 衝動は抑えなければならない。既に本来得られる筈の無かった支援は受けているのだから、これ以上の粗相は有り得ない。 もうとっくにブレーキが壊れてしまったのに踏み留まろうと藻掻く私を、対向車線のヘッドライトが嘲笑している様だった。 眩し過ぎるのも、真っ暗闇も、嫌いだ。 見えないなら同じ事じゃないか。見えないのは、不安になるんだ。 それでも、それでも。 あの方の事は、よく見えた。 あの方が無意味に私を許容し続ける限り、 私はこんな息苦しい世界の中でも、その酸素ボンベで呼吸ができる気がするのだ。 だから、どうか、頼むから。 私の全てに何も感じないでくれませんか。 その真っ新な瞳で私を見てくれませんか。 愚かでどうしようもない私を、赦し続けてくれませんか。 私が生きるこの世界のどこからも、 消えないでくれませんか。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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