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18歳の時に付き合ってた彼女との間に子供を授かる。 産むことを周りに反対されたが、全て自分で何とかするといい家族と絶縁 彼女を連れて逃げるように地元を離れ二人で貧しいながらも生活している。 たいした学歴もなく、これといって強味のない蒼月は子供の為、嫁の為に就職をやっとの想いでしたが 「最近の若いもんは責任感もなにも持たずに子供とは....」と社内で腫れ物扱いされる。 しばらくは我慢していたが「子供と嫁が馬鹿にされた事に」限界がきて上司に手を挙げる。そのまま退職扱いになりアルバイトを転々としていた。 手を挙げた事は事実だが理由を細部まで話さない蒼月は嫁に小さいながらの子供にも責め立てられ。家に居場所をなくす。 そんな中とあるバーテンの主人と話しがあいそこでアルバイトをさせてもらう事になる。 そこで宇津木薫ちゃんと出会う。 宇津木薫ちゃんには何故か自分が辛い想いをすべて吐き出せた。 それからは一気に宇津木薫ちゃんに対して懐くようになる。 「薫ちゃんには何でも話せちゃうんだよねぇ。俺が結婚してなかったら薫ちゃんに告白してたよ～(笑)」 宇津木薫は望月 蒼月にとっていてもらわないと困る大切な友達だ。 【秘匿】 見て見ぬふりをしていたが気づいてしまう。 宇津木薫の事を本気で好きになっていることに。 嫁に対しての罪悪感。子供に対しての責任感がある為。冗談交じりでしか宇津木薫に対して好意を伝えないが ほぼ毎日、宇津木薫の事ばかりを考えている。 自分の気持ちを細部まで伝えれたどれだけ楽だろう。 しかし今の自分では宇津木薫を幸せにすることはできない。 家族を幸せに出来ると信じてとった行動だったが後悔してしまっている。 こんな自分では..... だから一線は超えぬように宇津木薫の幸せを友達として見守ることを選ぶ。 同じアルバイトの仲間として。

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