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小井淵畄香(こいぶちるか) 美大生 20歳 女 明るくお茶目でちょっとわがままだが、憎めない可愛らしさがある。好きなことにはとことん突き進む。 普段ははしゃいでいることが多いが、作品を作っている時は終始無言。ご飯を食べずに数日かけて作る時もある。父と祖父母と暮らしている為、空腹で倒れているのを発見されることも多々ある。 美術スタッフのバイトに参加した際に、偶然にも同じ現場にいた真嶋祐人に一目惚れ。1日バイトだったため今声をかけねばと思ったのだが、神様のいたずらかタイミングが全く無く、声をかけることが出来なかった。しょうがないので出入り口で待ち伏せ。しかしいざ声をかけようとしたが中々勇気が出ず、結局家まで尾行した。いつか声がかけられるかも！とその日から時間が空いた時は祐人の家まで通うのが日課になった。ちなみにまだ声はかけれていない。 産まれて間もなく両親が離婚。母親に引き取られたが、母親は仕事と男に時間を捧げていたため畄香を放置しネグレクトとなっていた。母親とは殆ど会話せず、食事も最低限しか与えられてなかった。ただ学校へはちゃんと通い成績も普通、そして元々無口な性格だった彼女が何も言わなかったこともあってか中学2年生までネグレクトが学校に判明することは無かった。中学3年生になり、進路相談の話が出てやっとネグレクト状態が学校や元父親に発覚し、保護された。その後は父親やその祖父母のおかげで高校に入学し、芸術の才能に目覚め、現在美大へと通うことが出来ている。 今の明るい性格は高校時代に周りと溶け込むため作り上げたもの。髪を結ぶことがスイッチになっているのか、髪を下ろすと本来の物静かな性格に戻る。 14年間母親からの愛を受け取れなかった彼女は、それ故に人の愛し方が分からない。しかし真嶋祐人と出会って愛とは何かを必死に学び、好きな人(真嶋祐人)と恋人になって結婚して幸せになりたい！という気持ちが暴走し、魔術に手を出した。少し思考が斜め上へといってしまったが、彼女なりに真嶋祐人を心から愛している。 一人称「あたし」他人「君」真嶋祐人「ひろくん」 ねえねえ愛して愛させて(真嶋祐人)

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