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月雲 秋　(Tsukumo Toki) 職業：刑事　年齢：29 所属：警視庁特殊犯罪捜査零課 　➤最年少、とまではいかないが高卒で採用され警察学校へ入校し、若くして刑事になった。 ➴⡱性格➴⡱ 比較的大人しい。無口というわけではないが、進んで話を進めようとしたりはしない。聞き役に周りがち。寂しがり屋で基本的に誰かしらと行動したがる。煽る癖が少々ある。 ➴⡱見た目➴⡱ 背が低いことを少し気にしている。茶髪は地毛で、元から色素が薄かった。学生時代よく染めるなと怒られた経験があり、いっその事黒に染めようかとも考えている。昔は海のように綺麗な青色の目をしていたが、今ではくすんだ青色になっている。 ➴⡱家族構成➴⡱ 両親と、四歳上の兄がいる。兄は秋が中学生の時に他界。原因は通り魔による殺人事件。母はその数年後に他界した。原因は兄を失ったことで心因性鬱病。兄と母を失ってからは父もほとんど廃人と化してしまい、秋が警察学校に入る年に行方不明に。今現在は秋ただ独りである。 ➴⡱過去➴⡱ 秋が警察を目指したきっかけは、やはり兄であった。昔から兄は自分よりも何もかも優れており、自慢の兄。本来警察を目指していたのは兄であり、秋はその頃はまだ将来のことなど何も考えていなかった。兄が亡くなったのは、秋がまだ中学生の頃。いつもより帰りが遅い兄を探しに、家から兄が通う高校までの道を歩いている際、倒れている人影を見つける。慌てて駆け寄れば、そこにいたのは血塗れの兄だった。そこからの記憶は、秋にはない。どうやって警察や救急車を呼んだのかも、どうやって帰宅したのかも、何も覚えていない。ただ、兄が通り魔に刺し殺されたという事実だけが記憶に残っている。その数年後、通り魔事件の犯人は捕まり、荒れていた家庭もなんとか落ち着いてきだした頃。立ち直ったように見えていた母が自殺。死因は心因性鬱病によるものだった。そうして兄と母を失い、父は廃人状態に。この頃から秋の瞳は濁り出した。母に綺麗だと言われた瞳。兄にまるで海みたいで、それでいて宝石みたいだと頭を撫でてもらった、特別な、自分の大好きな体の一部は今では見る影もない。しかし絶望に打ちひしがれていた秋は、ある日ニュースを見ていてふと思う。兄を他者に奪われた自分と同じ思いをしている人は、この世に五万と居るのだと。兄は、母は、自分が忘れない限り自分の心の中に生きている。こんな所で燻っていてはいけないと。手始めに出来ることから始めよう。まずは、《兄が目指していた警察になること》を夢に掲げて。そこから秋はひたすらに知識を詰め込んだ。運良く高卒で採用され、なんとか警察学校に入校するまでに辿り着いた。父が行方不明になったと連絡が入ったのは、入校が決まってから数ヶ月後のこと。 その日は奇しくも、入校式当日であった。 ➴⡱秘密➴⡱ 秋は、何故か拳銃を持ち扱うことが出来ない。理由はわからない。分からないが、どうしても拳銃を手にすると酷く震えて止まらなくなってしまうのだ。これでは自分は使い物にならない。秋は即座に拳銃を一度諦め、必死に体術を学んだ。その努力の結果、今では肉弾戦なら秋の右に出る者は居ないほどに。三年前の事件以来《もう誰も失いたくない》という思いにより拍車がかかり、自分の命をかけてでも仲間を守ると決意している。 ➴⡱恐怖心➴⡱ 秋は、大量の血液を見ることが出来ない。理由はこれも定かではない。自分では何か心因的なものだと思い克服したいとも考えているが、何度見ても一向に良くなる兆しが見えず悩んでいる。 ➴⡱趣味➴⡱ 写真を撮ることが趣味。撮り始めたのは独りになってから。《その人がちゃんと存在していたという証が欲しい》から、今日もシャッターをきる。 写真は基本的にスマホで撮っており、フォルダには大量の仲間の写真がある。その中でもお気に入りの、相模原 涼を含む仲間四人の笑顔の写真を手帳にこっそり入れている(全て隠し撮り)。 ➴⡱服装について➴⡱ 兄が持っていた警官の制服を身につけている。零課では特に制服の決まりが無いため、昔母親が刑事を目指す兄の為にわざわざ制服を作った。勿論それは公式に支給されるものではないが、素材や付いているトランシーバーなどもちゃんと本物だ。ただ、公式では無い故に帽子には何の紋章も入っていない。学生時代から体格の良かった兄に合わせて作られたその制服は、今の秋に丁度いい大きさだった。零課に所属してからは、いつもこの服装を身に纏う。兄の思いを引き継ぐために。兄のことを忘れぬように。 ➴⡱細かいプロフィール➴⡱ 月雲 秋　Tsukumo Toki 29歳　男　関西出身 誕生日：10月13日 　誕生石：ヘマタイト 　石言葉：心に燃える思い 趣味：写真を撮る 特技：体術 性格：穏やかで大人しく寂しがり 見た目：色素が薄い茶髪に濁った青い目 家族：父、母、兄 兄の名は春(Syun)。四歳上で春生まれ。

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