タグ： アオダマ 初夏の終わりに

本名、白剛丸天斗(あまと)。 一人称:「僕」二人称:「アンタ、呼び捨て」 通常時は「〜だよね」のような口調。 威嚇したり照れ隠しをする時など強気に出たい時は「〜わよ。〜してちょうだい」などよくあるツンデレキャラのような口調になる。 幼少の頃から女の子に憧れていた。 容姿端麗で昔から女子人気は高かった。 「かっこいいね」「かわいいね」 この言葉が自分の表面だけにしか向けられていないことは分かっていた。 男子は天斗を妬み、近寄る者は居なかった。 いつも周りにいるのは天斗の容姿を気に入った女子だけだった。 高校入学をきっかけに女装男子として生きていくことを決めた。 てん子の周りに集っていた取り巻き達は一斉に距離を置いた。 「気持ち悪い」「近寄らないで」 本当の自分を見て欲しくて勇気を出して晒け出した姿に向けられる声もまた、表面だけにしか向けられていない言葉だった。 いつも周りにいるのはてん子の容姿を気に入った男だけだった。 てん子は女装姿やコスプレ姿で堂々と人前に出るが、決して心が強いわけでは無い。 昔のように本当の自分を隠すのが怖い。 本当の自分を晒す代わりにこそこそ生きるのが怖い。 誰も本当の自分を見てくれないのが怖い。 てん子は「本当の自分」と向き合うために、「恐怖」から逃げるために、ただ自分を認めてほしいと主張したくて全てを晒けているのだ。 作成 2017/03/23 Girls

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