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(EDU:10→20、POW:7→8→12) (STR13←→SIZ11) 『チャルディーニの法則』HO4 ペン型の小型カメラ(ボールペン機能付き)を複数本持ち歩いており、いつもシャッターチャンスを狙っている。ペンケースには同じ小型カメラ付きペンが詰まってる。デジカメも2台持ち歩いている。スマホのデータフォルダには十河奈々実(そごう･ななみ/NPC)の写真だけで、頻繁に眺めてはその度に癒されている。休み時間のたびに奈々実の姿を探しては、その姿を写真に収めている。 家に仕掛けた盗撮映像は、USBに入れて自宅で大切に保管している。帰宅したらその日の奈々実の映像を見るのが日課。むしろほぼそれしかしていない。音声はスマホにも入れており、暇さえあればイヤホンで聞いている。 高校の英語教師。 赴任先にもう会えないと思っていた奈々実がおり、感動のあまり抱き締めると、奈々実は覚えておらずショックを受ける。咄嗟の言い訳は「もう会えないと思っていた妹によく似ていたから」。奈々実がまだ幼い頃に養子に出されたため覚えていないのは仕方ないと思いつつ、これから二人の思い出をいっぱい作っていきたいと思っている。 旧姓は十河最次。十河奈々実の実兄。 幼少期から顔が良い(APP16)ためモテてはいたが、妹がかわいすぎて他人はジャガイモにしか見えてなかった。あまりにも妹を愛しすぎており両親がさすがにまずいと思っていた頃に、懇意の家(首藤家)の一人息子が事故死。奥方も病弱なため養子を考えていると言う話を聞き、最次を妹と引き離すために首藤家に養子に出される。お互いの家の地位からスキャンダルを避けるため、他言してはいけないときつく言われている。 距離が開けば妹への愛情も少しは落ち着き、普通の人生を歩んでくれるだろうという両親の願いも空しく、離れている時間はさらに妹への愛を増幅させるだけだった。 奈々実の姿を見ているだけで幸せ。むしろ奈々実を見つめるだけに人生を尽くしたい。嘘です。本当は抱き締めたいし一緒にいたいしお弁当も一緒に食べたい。あのかわいい声で「お兄ちゃん」って呼んでほしい。しかし兄であることは秘密だし、聞いたらきっと優しい奈々実は心を痛めてしまう。ならば他人として結婚して「最次さん」って呼んでもらえるのも良いかもしれない。また一緒に暮らしたい。それができないなら側で見ていたい。とりあえず、ジャガイモどもには絶対に渡さない。 って思っていたけど・・・。 たしかによそのジャガイモに盗られたくないし、そんなジャガイモに盗られるくらいなら自分が結婚したいけど、でも自分じゃなくても妹が心から幸せになれるのならそれでも良いなって思ってる。 でも妹以外は基本的にみんなジャガイモ。 妹のことを恋愛として見てる自分と、教師として見てる自分と、兄として見てる自分がいてつらい。 「最次さん」って呼ばれるよりも「お兄ちゃん」って呼ばれたい。天使のような笑顔で、警戒心なく「お兄ちゃん」って呼ばれたい。せめて嫌がらずにいてほしい。いきなり抱き締めたのは謝るから…！ 最近、かわいい生徒が増えてきて困ってる。藤堂、来山、高原・・・。奈々実に必要以上に近づくなら見張ってないといけない。 ジャガイモに見えなくなってきて、でも奈々実を誰にも渡したくない気持ちと葛藤している。 作っておいた合鍵は「家内安全」のお守りの中に入れて、肌身離さず持ち歩いている。予備は「恋愛守」の中に入れて机の中に大切に置いている。

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