タグ： 陽菜 ロスト

天涯孤独と孤児院出身な事以外はごく普通の一般フリーター、人より優れているところは身長と体力くらいのもの。 よく孤児院の台所仕事を手伝っていたこともあり料理が趣味、それが高じて飲食系のバイトをしていることが多い。 両親が物心つく前に亡くなり、天涯孤独で親戚筋等頼れる相手もなかったため育ちは小さく貧しい孤児院だった。 学生の頃からバイトに明け暮れ孤児院に入れる生活費を稼いでいたが生まれの境遇のせいか冷たい目で見られることや悪い噂が立つこともことも多かった。学校を卒業後は孤児院の世話にならないようすぐ院を出てフリーターとしてバイトを掛け持ちするなどして生活していた。 両親のことは全く知らない上一人には慣れてるので寂しくはないし、身軽な独り身のため金欠以外で特に困ったりすることもなかったがその代わり特に夢も目標もなくなんとなくぼんやり生きてきた。 そして数年前に高額報酬に魅かれ治験のバイトに応募したところ体の丈夫さや出身、天涯孤独である点などから判断され研究者からその時はまだ世間には隠蔽されていた隕石の事を伝えられその隕石を破壊するサイボーグになってもらえないかと大金と引き換えにスカウトされた、そしてその時には命が助からないかもしれない事も伝えられたがどうせ悲しむ人もいないし自分には将来性もないしこんな自分でよければ、ということで躊躇いなく志願した。 貰った大金はほぼ全額孤児院に匿名で寄付した。 サイボーグ化してからの趣味は旅行。どうせ死ぬかもしれんしと貯金を豪快に切り崩し自分が救う予定の地球を思い出作りに写真を撮りつつ見て回っていた。 ちなみに現在も旅行の合間を縫って定食屋でバイト中。

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