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緇原　畔（くろはら　ほとり） 黒髪ぱっつんで我が強いお嬢様口調の女子高生。実際に家は裕福。人当たりがよく世渡り上手。かいいぬの前では見下したような表情ばかりするが、言うことを聞けば満足そうに笑う。 暴力団組長の孫娘であり、組員からはお嬢と呼ばれている。所謂箱入り娘なため、多少世間知らずな一面もある。他人に家のことを口外したことはないが、我が強い性格も時折口調が荒くなるのもこれが原因。 組員たちに守られているため、裏社会に足を突っ込んだことはもちろん、物騒な事件に巻き込まれたこともない。少し家が大きいだけのごく普通の一般人。 職業技能は暴力団組員から、職業ポイントはEDU×10+DEX×10を採用、特記よりSTR+1、EDU-1。 ｼﾅﾘｵ:あなたはわたしの殺人鬼(HO1) ↓秘匿バレあり 一度 HO2 に殺された。普通に過ごしていたある日、人気の無い道で襲われそのまま死に至った。死の瞬間、犯人を憎んで見上げたその顔に一目惚れした。強烈な恋をしたせいか、自分が襲われた時のことはよく思い出せない。 死んだと思ったが、何故か目覚めると知らない部屋にいた。部屋には HO2 が倒れており、脳内に「彼はあなたのものだ。ここで好きに飼えば良い。その憎しみを晴らすと良い」と声が聞こえた。憎しみといえば憎しみだが、これは"愛憎"だ。どう憎もうか、どう愛そうか。 ひとまず試しに HO2 を飼うことにした。殺人鬼である HO2 が、これ以上自分以外のだれも殺さないように。あの殺すときの最愛の顔、あれを他の誰にも見せたくない、だれにも HO2 を渡したくないから。 幸い HO2 も慣れてきたのか、この監禁を喜んでくれているようだ。また、HO2 は自分を殺したことを覚えていないようだ。いつ明かそうか、とてもわくわくした心地でいる。ただし、自分を殺したことは自力で思い出してほしいとも思っている。 自分を殺したこの男が憎くて憎くて仕方がない。それなのに、自分はこんなにもこの男で頭がいっぱいなのに、別の人間をまた殺してあの愛おしい顔を他人にも見せるのだと思うと許せない。たとえ負の感情だったとしても、この男を自分への感情で満たしたい。 どうして監禁するのかという問いに対しては、殺人鬼を野放しにしてはおけないと短く返す。実際は正義感なんてミリもなく、ただ私利私欲のために監禁しているだけだが、覚えていないこの男が納得のいく理由をと思って適当に言ってるだけ。 HO2 を監禁するのに夢中になっていたが、数日経ってようやく自分も見知らぬ存在に監禁されていることに気づいた。見知らぬアパートの一室で、自分自身もここから出ることはできない。 これは「恋」で、「故意」じゃない。 名字は黒い薔薇の花言葉「永遠の愛」「憎しみ」「あなたはあくまで私のもの」が由来。名前の畔はくろとも読めるため。

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