タグ： 見果ての綸紡

陸上サークルに所属する大学の三年生 長距離走の専門で、スピードはそこまで早くないが、 体力だけは異常にある。 最近はサークル内でパルクールが流行っており、 本人も鋭意習得中である。 いつも眠そうに話しており、趣味は日陰で寝ること。 のんびりとした会話の中身は基本的に素っ頓狂であり、 つかみどころがないのかもしれない。 容姿も端麗で彼女とは遠距離恋愛中。 今回は療養のために綸紡村に訪れることになった。 気がついたら記憶が飛ぶ、それでも彼が今日まで生きてこれたのは、 並外れた体力とその容姿によるところが大きいだろう。 例えば街中に事故りかけの人間がいるとしよう。 それが美男美女であれば誰もが率先して救うだろうが、 それがブサイクであれば誰もが放置する。 全人類のために進んで放置するだろう。 彼は彼自身のサバイバルスキルとともに、 その容姿と人当たりの良さで生き残ってきたのである。 本人は夢遊病の類だと思っているが、 意識がない間に知らない場所に来ているので、 サバイバルスキルが身についた。 星や太陽の位置から位置を知る技術が昂じて天文学の分野について学ぶようになった。 また、1日で帰れないと察すると野生の食べものを探すため生物学についても堪能である。 綸紡村行きを進めてくれたオカルト好きの友人に聞かせられたのか、多少のオカルト知識もある。 地元に彼女がいるが、例の記憶喪失のせいで3年間会えていない。 テーマは俺が嫌いそうな男 ◆探索者の目的 ・生きて村から帰る事 ・記憶喪失の正体、原因を探る事 ◆ HO 情報 あなたはよく記憶を失うことがあった。 気がつくと見知らぬ場所に居たり、職場（もしくは大学）で肩を叩かれてようやく気づいた、 という経験が頻繁に起きている。 気がつくと電車のホームから落ちかけたり、車道に飛び出してしまったり、 死にそうな経験を何度もしている。 病院へ行ってもその問題は解決せず、 薬なども記憶がない間に捨てられたりしていた。 あなたが諦めかけた時、友人に 「医者で解決出来ないなら憑き物かもしれないよ。綸紡村ってところでイタコの集会がある。 そこでイタコに見てもらったらどうだ？」 と言われ、無事にたどり着けるとも分からなかったが、 一縷の望みを託し綸紡村へ向かうことにした。 ◆探索者設定 ●家族や古い友人と遠く離れた地で一人暮らしをしている。 職場（学生であれば大学）に 3 年以上通っている。 記憶喪失を発症してから家族の元へ帰省しようとした事もあったかもしれない。 しかし気がつくと自分の家に帰ってきてしまうのだ。 記憶を失うようになってから家族には会っていない。 いつから記憶が無いかが定かではないが、少なくとも地元に住んでいた時は健常者だった。 ●旅立つ直前に友人に手紙を渡された。 友人は自分の記憶喪失について親身に聞いてくれて、 探索者にとっても何でも喋る事が出来る友人だ。 封筒には「南へ」という方角だけが書かれている。 綸紡村から帰る時まで開かないでほしいと言われている。 不思議に感じたが、封はしたままの手紙を持って綸 紡村にやってきた。 ●見知らぬ土地でも迷子にならない能力が高い。 ナビゲートに＋ 30 の補正。

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