タグ： ふぉーのPC ある貴族の幻影

鷹司家執事長 誕生日：4月19日 名だたる富豪家である「鷹司(たかつかさ)家」に忠誠を誓っている女性の執事。 代々執事を輩出する一家に生まれ、幼い頃から執事になるための教育を受けていた。鷹司家に仕えてからはフットマンから始め、その後は若いながらも執事長まで上り詰めた。 代々執事を輩出する家で女として生まれてきたこともあり、兄弟からは蔑まれることも少なくなかったが、誰よりも勉強し、その技術力で最終的には黙らせた強い女性である。 (代々メイドを輩出する御手洗家は九条家の分家で御手洗芽衣(自PC)のことは知っているかもしれない。なんなら大宮財閥とも関わりがあるかもしれない。) このように彼女は生まれながらにして執事の道が定められており、その道に沿って今まで生きてきた。 その生涯が執事に、他人に仕えることに縛られていいのかと他者から問われたこともあるが、彼女としては他のことに興味は抱かないし、この人生以外知らないのでそれでいいとのこと。高みに行きたいという野心もない人物である。 とても厳格な性格であり失態は見過ごすことがなく正論を刺す。その上、無表情で仕事以外の会話はほぼないと言っていいまでの言葉数の少なさから、彼女のことを怖がっている人間も少なくはないだろう。 本気でその生涯を執事に捧げており、隙間時間は己の鍛錬に慎むため、趣味といったものは特にない。強いていうなら読書が好きな程度。しかしこれも好きだからというより教養をつけるためとしか彼女は考えていない。執事であることをとってしまったら何も残らない女性。 鷹司家の命を拒んだことはないが、自身の教養も併せてもっとこうした方が良いのではないか、と言った提案・口出しは遠慮なくするタイプ。執事とはいえ、ただのイエスマンではない。 仕事としては執事長として他執事への指示出し、仕事分担、スケジュール管理の他、鷹司家の資産管理をすることが多い。また実は料理も得意であり、鷹司家には専属の調理師がいるが、彼女が料理をすることも稀にあったりする。 ---------- ここからは一応非公開設定 「ある貴族の幻影」HO3のネタバレもほんのり含まれるので注意 ----------- 鷹司家に一生の忠誠を誓っている。その気持ちに裏表もない。彼女にとって鷹司家は自身の命に代えても守らなければならない一家。 別に自己犠牲心は強くはない。むしろ自分は鷹司家を守らなければいかないから、と他者をさしおいてまで生き残ろうとするかもしれない。が、単純に鷹司家の命>自分の命なので、鷹司家の命にかかわろうことは抵抗も無く身を挺して守る。それが執事として真っ当な役目だと疑わない。鷹司家のためなら自分がどうなろうとも良い。 執事の一家で女として生まれてきた彼女は、他の兄から蔑まれるだけでなく、虐げられることも少なくなかった。しかし、彼女は無言で己のスキルを磨き続け耐えた。彼らのしていることは時間の無駄であると、戯言だと思うことにしてひたすらに耐えた。 そんな時、名だたる富豪家である鷹司家の現当主に当たる人物が九条家にやってきて、真希をその実力から鷹司家の執事として任命した。初めて自分の努力が認められ、自身を見つめられた瞬間であった。 そこで彼女は鷹司家の当主に仕えることを誓った。 幼い頃から鷹司家に仕えているので、PC1・2のことは産まれてから現在に至るまでずっとその姿を見続けている。(PC1のことは暫く海外留学に行っていたため、その間のことは見れてないが。) 上でも記載した通り、基本誰にも厳しい性格であるが、兄弟だけには少し甘いところもある…かもしれない。 執事の人生で満足しているのは鷹司家を「仕えなければならない場所」と見ているのではなく、なんだかんだ「大切な場所」だと思っているから。彼女はしっかり自分で望んで執事としての人生を歩んでいるのだ。 実は手持ちの手帳にPC1の怪我を負う前の写真を挟んである。人がいる場所で見ることはないが、1人でいる時はふと見てしまい思いを馳せる時がある。 写真を挟んであるページには 「鷹司家の皆様を守るのが私の生涯の務め。 そして彼らが幸せに過ごすことが私の願い。 願わくば、彼の兄弟が揃って笑い合っているところを見たいものです。」と手書きで書かれている。 彼女は達筆な字を書くが、最後の一文は、彼女にしては少し、ほんの少しだけ、弱く悲哀のこもった字に見える、かもしれない。 ◆以下シナリオネタバレ注意 ◆通過済みシナリオ 「ある貴族の幻影」HO3・SECRETエンド・生還 ＊後遺症『鷹司家の影』 あなたがロストした時、鷹司彰臣と鷹司まるは存在が消失する。 「面会室」エンド1生還 後遺症『健忘症』永続 シナリオ内で思い出したこと以外のことを思い出せなくなる。

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