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4年間ほど戦場にてボランティアみたく働いていた闇医者。 昔から人間の人体に異常に興味を持ち、その欲求は日本で満たされることはなかった。 大学のときにふと見たテレビで戦場カメラマンの撮った写真が目に入った。 その、人の足が、指が、腕が、はらわたが、千切れ、弾け、失われ、人体が、人命が、その欠片が、消えていく様子にすっかりと心を奪われてしまい、それまで以上に頑張り、その結果として大学教授より詳しくなり、満たない欲求を満たすために戦場にいた。 だがしかしそんな設備のそろってないところでいくら人間の体をまさぐりいじくりもてあそんだところで満足もできずにいつの間にか周りから敵意すら向けられ、そのまま集団リンチに発展しそうだった所に＜手深　我亡衣＞が来て、こいつを日本に連れていった。 そのときのこいつは日本では死んだことにされていた。 親はかつてこいつが日本から出国する数日前に体をまるで教科書の見本のようにきれいに部位ごとに切り分けられ、そろえてあったという報道もある。 そのときのこいつのことはこいつ自身も語らない。 なぜならこいつはもう＜手深＞として生きているのだから。 PS:金を使って生体部位の義足や義手、人間が失ったものは大抵作れる変態となった。 日本での初めての患者は<アントン・ハサン>で、不思議と今も気にかけて何度か家に訪問している。 シナリオ：Breaker＝クリア 遭遇神話生物 遭遇PC 浜波　夕

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