タグ： 星安吾

◆名前の由来 ・黒羊（ブラックシープ）は、白い羊の中で目立つことや、羊毛を染められないため価値が低いとされたことから、厄介者という消極的な意味や型にはまらない変わり者など肯定的な用法として要いられる。 →元いた劇団を追い出された厄介者であることから。 ・英語圏には羊を数えることで安眠が得られるという俗説がある。 →夢遊病患者であることから。 (どちらもwikipediaより引用) 羊モチーフと黒子モチーフを掛け合わせている。 名前はそのままマトン(羊肉)。 ◆特徴表 ・2-1 手先が器用 任意の〈製作〉1つの基本成功率が50%となる。さらに〈機械修理〉および〈電気修理〉に+10%。 ・5-5 おおらか 嫌なことをすぐに忘れられる。精神科クリニックや療養所などでの正気度ポイントの回復が+1増加する。 ◆性格など 明るい性格で、いつもニコニコ楽しそうにしている。 常に間延びした喋り方をしており、おおらかな性格も相まって緊張感が感じられない。 演劇を心から愛しており、演劇だけでなくそれに関わる人や物も好意的に見ている。 そのため元来社交的な性格ではあるが、関心の高さから舞台関係者に対してはより一層友好的に接する。 彼女の演劇好きが始まったのは、小学生の頃、親に連れられて観劇に行ったのがきっかけだった。 スポットライトに照らされてきらきらと煌めく板の上の世界に夢中になった彼女は、演劇の道へ進むことにした。 元々手先が器用で多趣味な傾向にあったため、衣装製作やメイクなどにも挑戦してみた。 自分の作った衣装を身に纏った役者達が、自分の作った小道具で彩られた舞台で演じる様を見ていると、『自分はこの世界を創造する1ピースになっている』と感じられて気分が高揚した。 そして、「自らもその世界に身を投じたい」と思っているために、技術チームとして働きつつ、役者としても舞台に立つことを選んだ。 彼女はそれほどまでに演劇というエンターテインメントを愛している。 だから、以前所属していた劇団が、自分を演劇から遠ざけようとしたことが信じられなかった。 違うと言っているのにどうしてわかってくれないんだろう？夢遊病だったとして、それは病気なんだから、仕方のないことなのに……と思っている。 彼女は自分の加害性について責任感と罪悪感を全く持っていないのだ。 夢路大劇場で見つけた資料を抜き取ったことに関してもそうだが、基本的に何をするにしても「悪いことをしている」という意識がない。 人が傷ついたことよりも、備品が壊れたことよりも、自分の演劇に焦がれるこの気持ちが何よりも最優先なのである。 この気持ちはもはや恋のようなもので、誰かを傷つけたからと言って止まれるものではない。 それはそれとして、また同じようなことが起きて追い出されてしまっては敵わないので、病の治療法を必死に探しているし、過去のことは周りにバレないようにしようと努めている。

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