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▼クトゥルフ2015 〈刑事〉 [特記]…制服を着ているか、警察手帳を提示すれば〈信用〉と〈説得〉に+20%のボーナス。ただし、何らかの理由で警察に敵意を抱いている者に対してはその限りではない。 ▼特徴表 3-7【俊敏】…どんな時でも、鋭く素早く状況を把握できる。〈回避〉の基本成功率は、通常の[DEX×2]ではなく[DEX×5]である。 ーーー ※↓↓↓以下CoC『アンチテェゼ・ポジション』(HO1)ネタバレ有↓↓↓※ ーーー 15年前「名古屋地下鉄爆破事件」で妹である晴日(ﾊﾙﾋ)を喪い、それ以来あまり笑わなくなった。 それまでの家族仲は近所でも評判になるほどに良く、また4歳年下の妹を心の底から大切にしていたこともあって一家を霧散させたこの事件に対し、並々ならぬ憎悪の念を憶えている。 犯人は自身の手で殺してもいいと思うほどには復讐心を着実に育ててきた。当時は明るく、妹想いな心優しい少年だったが今は見る影もない。 両親が次第に笑顔を失い、喧嘩ばかりするようになっていき自身を捨てたこともあり、人間に対して猜疑心が拭えないでいる。 世渡りとして軽い人付き合いは出来るようになったが、人の言葉を心から信用することができない。よってすべての言葉に疑いをもってしまい、結果としてコミュニティは狭く、あまり人から好かれることはない。 しかし、それでも人付き合いの全てを辞めれないで済んだのは孤児院で出会った水野のおかげである。 彼女とは同じ憎悪の気持ちを共有することが出来た、いわば精神的な強い共感を持っているため現状唯一と言ってもいい程に心の内に入れ、信頼している。幼少期はそれこそ共依存というやつだったのではないかしら。 彼女という人間がいることで、まだ心のどこかで人を信じる気持ちが残されているといった感じ。枯野にとっては重要な人物に違いはない。 勿論、警察を志したのは犯人を確実に捕まえる為である。しかし真っ当な裁きを下すつもりは一切なく、出来ることなら自身の手で裁きたいと思っている。 その為、この事件に関することは何一つ逃さないよう自身で独自の調査を進める傍ら、人脈も増やしていった。その一例が阿部である。 また桐澤とは居酒屋で知り合い、自身とは違う立場や生活スタイルから何か情報を得ることは出来ないか、と探りを入れるため友人関係になった。時折、酒を交わしながら話をし、新たな情報がないかと探っている。 それでも長い付き合いになってきたため、どこか心を開いているところもあるが…本人が自覚しているかは微妙。多分、笑顔は見せれてない。あと…やっぱり信用も出来ていない。 ただまあ…息抜きにはなってはいるとは思うので軽口くらいは叩くんじゃないだろうか。それこそ、今いるたった一人の友人なわけだしね（小声） ヘビースモーカーで酒が好き。 長生きするつもりはないから、寿命を削ってる味が好きなんだと思う。すぱー。 気持ち的には犯人を捕まえて絶対に殺す。それだけです！！！！！！！以上！！！！！ ーーー ▼通過シナリオ ・『アンチテェゼ・ポジション』HO1 ・『雨夜のおしゃべり』KPC ・『無防備な指』KPC ーーー ※シナリオネタバレ有※ ▽以下、AF・後遺症の一覧/通過後の変化など ――― ●『アンチテェゼ・ポジション』ネタバレ有● 復讐のために生きてきて、犯人を自身の手で闇に葬るために生きていた枯野は「当時の加害者たちが皆死んでいる」と知った時、生きる標を失った。 積み重ねてきて、取り返しのつかない程に大きくなってしまった憎悪の行き場を一気に失って……それが一瞬でも紫世君に向いてしまったことを恐れた。困惑と理性と憎悪の間で揺れて、頭では「織子も紫世も俺と同じ被害者だ」と分かっていても、それを上手く解せなくて…結果として「過去と同じことをしようとしている」織子が当時の加害者と同じだと強く感じてしまい、行き場のなくなった憎悪を向ける形になってしまった感じ。結局自分の手で復讐を遂げることはできなくて…逃げて。 帰卓した時には廃人みたいな状態だった。何をしていいのか、これから何をするべきなのか分からなかった。 正直、すべてが終わったら死ぬつもりだったけれど…紫世君がどうなるか分からない今は生きているかな、という感じ。話をしてある程度は前を向いたけれど、地に足ついてない感じかな……。 積極的に死ぬことはなくなった。 ▼AF ▼後遺症

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