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黒髪ロングのやや目が死に気味の美人。常に薄ら口元に笑みを浮かべている。高身長でスレンダーな体型をしており、モデルでも通用する容姿をしている。 一人称「私、うち」二人称「キミ、アンタ」 かなりキツめの京都弁をしばしば使うが、「うち」を使う時は大体冗談。上品で温和な好人物だが、見かけや生粋の京都人と言うバッグラから腹黒という評価が付き纏うものの真実は本人のみぞ知る。が、親しい人に対しては揶揄ったり悪ノリをするなど甘える傾向もあり、友人とみなした相手にはかなりの情を寄せ、損得や利害を抜きにして助けることもある。 橘鷹家は元々公家の流れを汲む旧家であり、多くの土地を持つ資産家。一門からは度々文化方面、社会科学方面に精通した人物を輩出する名家としても知られる。家族は父と継母、義理の兄がおり、親族は数えきれないほどいる。 大学では民俗学、民族学を中心に文化人類学周辺について勉強している(歴史:80)。見た目に違い活発にフィールドワークを行なっており、度々危険な目にも遭っているが回数を重ねる毎に回避する術(回避:80)を会得し、場合によってはカウンターをかまし(こぶし:75)、ケロリとしているなど繊細な人間ではない。そこそこに優秀な成績を築いており、教授や先輩とも懇意であり手伝いで論文やレポートの校正をしている(図書館:80)。乗り気ではなかったが古物研究会サークルに所属しており、絡繰や古時計の構造をある程度把握している(技能差し替え値切り→機械修理)。将来的には学芸員になるか、教員になるか、教授の元で研究を続けるか、あるいは遠縁の親戚にいるジャーナリスト(とその候補)と共に世界各国を旅したいと考えている。 17【勉強家】 あなたは日々学ぶことに精進している。EDU+1。また、EDU増加による年齢の下限は適用されない。 63【鋼の筋力】 DBが1段階向上する(例「-1d4」なら「±0」に。「±0」なら「+1d4」に)。ただしDBが「+1d6」以上ある場合は、1段階向上する代わりにDBにさらに+1。 以下、辜月のN HO箱の秘匿に関わる内容アリ 透子が13歳の頃に実母が亡くなり、15歳の時に父が再婚するも継母が橘鷹の資産を目当てに再婚したことを知り、折り合いが悪くなる。義理の兄からは一方的な男女の愛情をぶつけられており、勝手に籍を入れられかけ、その一件を逆恨みして学校では自身のあらぬ噂を流され周囲から白い目で見られるなど迷惑を被っており、相当に嫌悪感を募らせている。その一件で息子を誑かしたと因縁をつけられ継母との関係はさらに悪化し、勝手に許嫁を決められるなど家から追い出されかかっている。一方で実の父親は透子の才覚から男女の隔たりなしに透子に家を継いでほしいと考えているなど、透子の意志を無視した思惑を持っている。また継母はその筋では著名な文化人類学の研究者であり、義兄との関わりが深刻になる前には手解きを受けていたこともあるなど、一概に険悪とは言い切れない関係。唯一透子の進路に理解を示している実母の生家である狩房家が援助をしてくれている。 幼い頃から曲者の親族や父の知り合いに囲まれて育ったため相手の腹の底を読むことに長けており(心理学85)、同時に様々な事象に対する観察眼も身につけた(目星80)。同時に人に対して自分の見せ方というものも熟知しており、相手に警戒心を抱かせない、あるいは好意を抱かせて相手を動かすという術に精通している(信用:80)。名家の出身に加えて義兄の流した噂のせいで友人も作れなかった背景から人間関係を構築した経験が乏しく、孤独な学生時代を送る。そのためやや厭世家な面もあり、感覚不全に関しても人の声が聞こえないならそれはそれで構わないと思っており、授業や他者との会話は顔色や口の動きからある程度理解できている。しかし頭のどこかで漠然とした不安を抱えてはいる。また弱みを見せると言うことに著しい抵抗感があり、実際には臆病者であるがそれを面に出すことはなく、強がりである。 ユエは初めてできた真っ当な友人であり、極めて大切に扱っているが、初めてできた友人と感覚不全の関係から依存する可能性があることを危惧しており、何があっても縁は切れるようにどこか一線を引いて接している。また透子自身も本音を言うことには抵抗があり、「うち」という一人称を使い冗談に見せかけて本音を伝えることもある。一言で言えばかなり重い女である。

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