タグ： 魔法使いの水葬

ベニヤ イロハ 一人称は私、二人称は君。 飄々とした態度で、どこかミステリアスな雰囲気を出している。 性格はかなりマイペースで、弟子を振り回している。 見た目はかなり若いように見えるが、実年齢は二百を超えている為、見た目以上に落ち着いている。(マイペースで振り回すのは別として) 過去に両親から寄せられる期待に応えようと自分の本心を隠し、両親の言うままに生きていた。 だがそんな時に伴侶であるトウカと出会い、恋に落ちた。 が、200年前の日本で、同性愛に対する理解があるわけもなく、病気だ、と両親に別れさせられそうになった事からトウカと共に両親の下から夜逃げする。 それからは二人で支え合い、誰にも縛られる事なく生きてきた。 弟子の事はとても大切に思っているが、どうしてもトウカと重ねてしまい、辛くなることも少なくない。 彼女とトウカは別人だと頭ではわかっていても、それでも、人間でありたかった彼女の願いの形そのものなのだ。 切り離して見るにはあまりにも似すぎていたし、本質的な所は同じなのだろうと思ったら、割り切る事はできなかった。 それでも彼女は自分と年齢が離れすぎているし、もはやここまで来てしまえば子供レベルだ。 恋愛対象として見るのも無理があった。 だから余計辛いのだが。 着けている腕輪はトウカとお揃いで買ったもの。 お互いの瞳の色の石がはめられている。 内側には互いの名前が刻まれている。 古いものだが、丁寧に手入れをして大切にしてきたので状態は良い。 SV 「はじめまして、私はイロハ。通りすがりの魔法使いさ。」 「君は本当に魔法への憧れが強いね。魔法なんてそんな良いものじゃあないよ？」 「私はトウカと生きれればそれでよかったのだけれどね。私が不甲斐ないばっかりに…。」 【呪文の忘却】 貴方達は最後に、魔法使いの伴侶に呪いをかけられている。 ただの人間として生きていくための忘却の呪いを。 また、呪文を学ぶ元となった魔導書は全て海の底に沈んだ。 そのため今まで覚えていた呪文をこれから使用することは叶わないだろう。 しかし、これからも探索を続け再び魔導書に触れることがあれば、常人よりは幾分か早くその知識を身につけることができるかもしれない。 通過シナリオ 魔法使いの水葬(KPC)

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