タグ： 海も枯れるまでHO1

一人称：基本私、僕　二人称：君 美術系の大学に通う大学3年生。おおらかでマイペース。いつでも自然体。(悪く言えば、少し空気が読めない。) 幼少期から絵を描くことや芸術関連の製作が好きで、中学時代からSNS上で無名の個人アーティストとして活動をしている。 絵は水彩からデッサン、油絵にデジタルまでありとあらゆる手法を用いる。 描く絵の幅も広く、写実から抽象画、二次創作まで自分の好きなように好きなものを描いている。 答えのない問答や対話をすることが好きで、哲学的な言い回しを好む。 答えを知りたいのではなく、人それぞれの考え方を聞くのが大好きで、それを作品に落とし込んでいる。 人の感情に興味があり、題材として面白いと思っている。 大学に入り、ずっと自分のファンだったという男性と2年間交際するも、相手の浮気が原因で破局。 自分の絵を一番に褒めてくれて一番理解してくれて、一番大好きで愛していてくれたと感じていたため、 浮気という事実を受け入れることができず、ずっとその人との恋を引きずっている。 彼との幸せな交際期間に描いた絵は、思い返せば、 すべて彼のために描いて、彼に褒めてもらうために描いて、 彼に見てもらうために描いて、彼に自分を知って欲しくて描いていたのだと気付き、 彼を失ってから、大好きだった絵が一切描けなくなってしまう。 自分のために描いていた絵が、いつの間にか、誰かからの評価のために描く絵に変わってしまったのだと理解し、 絵を描く理由が色の中で見えなくなってしまった。 それ以来、紅葉色が紅葉色である意味のすべてを失ったと感じ、 絵が描けない、何も生み出せない自分は死んでいるも同然だと思っている。ちなみに絵が描けないので大学の単位もやばいし、周りには噂になっている。 生きてきた中で、絵が描けなくなるということが無かったため、 新しい理由を見つけて再度絵が描けるようになりたいと思っているが、 キャンバスに向かうたび、気付けば鉛筆を削るためのカッターで自身の腕を切ってしまっている。 ________________ こんなことになるくらいなら、いっそ幸せなまま死にたかった。 身が引き千切れそうなほどに悲しい別れを経験するくらいなら、そのままいっそ殺して欲しかった。 次に、自分が心からの「幸せ」を感じられた時、その時、その場所が、自分にとっての死に場所だ。 楽あり苦ありの人生なら、苦を経験する前に自分は死のう。 「老い」が悲しいことならば、若くて綺麗なうちに死のう。 生きたくない人に生を押し付け、強要する人間もごまんといるが、自分は気にしない。 そんなものは全て死ぬのが怖い人間が、生きなきゃいけないと思い込むためのただの都合の良い口実だ。 ...まぁ当分の間は、この悲しみから解放されることはないのだろうけれど。 (ちなみに髪はいつも美容室でグラデーションにしてもらっている。絵を描く時は後ろで一つ縛りにして前髪はヘアピンであげている。)

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