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さより ふじょう 倫理の教諭 性格はあまり社交的では無いが、根は優しく真面目。 無口で無愛想であり、滅多に笑わない。 倫理の教諭ということもあるのか、人間観察は案外好き。 一人だけ、心残りのある生徒がいる。もう既に該当生徒は中退してしまっているため会うことは二度と無いだろう。 以下、ネタバレじゃないけど詳細 心残りのある生徒▶︎自探索者 五月雨鯱 よく喧嘩をしている問題児と聞いており、最初は話すことも少なかった。 出会ったのはいつかの放課後、怪我をしていて言っても保健室に行かなかったので武城が簡単に手当てしたのがきっかけ。 翌日、義理堅く治療に使った物をわざわざ新品で返してきた事から少しずつ交流が始まる。 いつも怪我だらけで、危なっかしい彼に教師ながら一抹の心配をしつつも踏み込んで欲しくなさそうな彼の意図を汲み取りそれ以上聞くことは無かった。 しかし、彼は途中で高校を中退。最後にさようならを言うことも無く。 最後に見かけたあの寂しげな笑顔は、武城の心に残ることになる。 ☆簡単な説明☆ 高校生の鯱くんとちょっとだけ話すことのあった先生です。 先生と教え子ってだけの関係性。時折放課後に勉強を武城が鯱に教えてた。 鯱的にも踏み込んでこない先生は、一緒に居て心が休まる場所だった。 武城的には、手を差し伸べることが出来なかった生徒である。

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