タグ： #あなたの事件簿-Your Case Files-

四人兄弟の末っ子。祖父が名のしれた探偵をしていたが、他界。 兄さん達は遺産をわけ、いまはそれぞれ平和に暮らしている。 俺に与えられたのは、このオンボロ事務所。どういうわけか、俺にはこの世のものではないものが見える。 その結果、事務所は妖精やらゴーストやら出入りする謎空間になってしまった。 最近では東洋からきた助手がいるからか、妖怪の出入りもある。なんでなんだ。 妖精さん達は可愛いが、来る依頼は浮気調査に飼い猫捜索に浮気調査に浮気調査に… そりゃあ祖父程の探偵じゃないさ。けど、もう少し、こう、あるだろ。 希望がない生活を送っていれば人は荒むもので、俺は毎日現実逃避するように酒を飲んだ。 助手が帰ったあと飲むようにしていたが、最近では仕事の合間に水筒から飲むようになってしまった… もうダメだ。人間不信も加速している気がする。 探偵なんて引き継ぐんじゃなかったと後悔している。 けれど、俺も社会の歯車。せめて客や助手の前では名探偵を演じなければ… ーーー 探偵HO：貴方は名の知れた探偵である 貴方はこの世のもので無いものの痕跡を”靄”のように認識できる。 いつぞや冒涜的なモノが関わる事件に巻き込まれた為に会得したものであり、この能力のお陰で通常の人間では解明できない事件を解き明かし名声を得た過去があるが、他人には打ち明けていない 貴方は25％の【クトゥルフ神話技能】を取得する。この技能はシナリオ中のみ【探偵技能】と明記し、希望時に振ることが可能。 貴方には助手がいる。 貴方は最近、助手に靄のようなものがまとわりついており、何かに憑かれている事を知っているが、貴方には祓い方がわからない。 憑かれていると言っても助手に変わっているような様子は無いが、何時なんどき何が起こるかもわからない現状をどうするかと考えあぐねていたところに、依頼がやってきた。

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