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一人称：僕(オレ)　二人称：君(アンタ)、～さん(呼び捨て)　～だね、～じゃないかい、口調(～だ、じゃねえか、口調) 人当りのいい笑顔を浮かべたアニマルセラピスト。 施設先で飼われているサモエドのホイップ(♀)と、ポメラニアンのユキノジョウ(♂)に懐かれている。 大学に入るまでは素行も悪く、喧嘩がたえない日々を送っていた。 両親は自分が物心つくかつかないかの時に離婚した。 というのも、自分の顔が原因である。 父にも母にも似ていないのだ。 極々平凡な容姿の父と、人並みよりも器量はいいが、それでもとびぬけた容姿というほどではない母。 だというのに、自分の顔は人目を惹く顔だった。幼い頃から、飛びぬけて。 ｢他の男の子供じゃないのか｣ そう、父はずっと母を罵った。親戚からも冷たい目を向けられた。 成長すればするほど、両親のどちらにも似つかず、人目を惹く風貌に育つ自分。 母が離婚を決め、二人で暮らすようになったが、それでも母との距離はぎこちなかった。 愛情なんてわからなかった。人は顔しか評価しなかった。家族を不幸にしてバラバラにしたこの顔を。 誰も信じられなくて、人を拒絶した。目立つ顔が｢寄るな｣と、そういう感情を前面に押し出せば、近寄る人間なんていなかった。 …そう、人間は。 不思議と、動物は彼がどんなに威嚇しても、気にすることなく寄ってくる。 動物たちは顔なんて関係なく、察するのだ。愛情に飢えていることだって。 取り繕った上辺なんて、無駄だった。動物は素直で綺麗な存在だ。 彼らのおかげで、 少し、自分が好きになってきたかもしれない。 少し、自分を許せる気がしたかもしれない。 そんな時、勇気を出して母に尋ねた。 ｢ねえ、オレの父親って、誰？｣ 母は、疲れ切った顔で、力なく笑い、涙を流して、 ｢…おやすみなさい｣ と、それだけこぼした。 すぐにはきっと、話すことはできないだろう。 きっと、また今度、落ち着いたころに、真実を話してくれるだろう。 …そう信じてた。 翌朝、自殺未遂の母が発見された。 何もわからないまま。 何も知らないまま。 触れてはいけなかったものに手を伸ばしてしまった。 母の心はそれから壊れてしまった。 誰も記憶に残さず、会話もできず、感情もわからず。 時折壊れたオルゴールのように不規則に歌い続ける。 けれど、動物と触れ合うときだけ、少女のような笑みを浮かべた。 それから、精神科医としての道を進もうと決めた。 世の中にはアニマルセラピストという職があることも知った。 だから、心に寄り添おう。彼らと一緒なら、きっと大丈夫。 そう決めて進むんだ。 ■趣味技能 【回避】素行が悪くて不良だった。喧嘩慣れしている。 【キック】素行が悪くて不良だった。喧嘩慣れしている。 【図書館】動物関連の書籍を調べたりネットサーフィンが好きだった。 ■職業技能 　2015ルルブ、｢アニマルセラピスト｣を参照してます。[EDU×10+APP×10] 　【図書館】その他興味ある技能。動物の本や専門書を探すため。 　特記：動物が懐きやすい。 　 ■特徴表 　2015のルルブより 　【5-3】失敗は発明の母：技能ロールに｢96｣以上の目を出して｢失敗｣した際、ただちに特別な経験ロールを行う。 　　　　　失敗すれば0ポイント、成功すれば1ポイントの技能ポイントを得る。 　【5-8】大酒飲み：酒にはめっぽう強く、酔いにくい。 　　　　　アルコールを毒のように扱う場合、探索者はすべてのアルコール関連のPOTを2分の1(端数切り上げ)にする。 ■通過シナリオ 　※初恋性ストックホルム症候群：KPC 　※心臓がちょっとはやく動くだけ：KPC 　アイツと手が離れなくなるシナリオ：生還

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