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名家「伊舎堂」家の出、資産家であるため金持ちであり霞は名門お嬢様学校に通っている。 一件おっとりとした性格で慈愛に満ちた性格、ドジな人間で放っておいたらマズイ系なお姉ちゃんであるのだがとてつもない闇を抱えている……霞には3つ年下の妹がいた、その妹は名家の生まれだというのに凡人として生まれてしまった。それとは別に霞はスポーツも勉強も何でもできる万能な人間であった。両親は突発した能力を持った人間が欲しかった、霞は理想の娘であったが妹は望む娘ではなかったのだ。両親は霞と妹を比べ続け何もできない妹を罵倒し続けた。霞は妹のことが大好き、大切な妹だと愛しており何度も何度も励まし続けたが、妹の霞のことを信頼していたとはいえ何でもできてしまう姉と比べられすぎて何もできない人間だと罵倒され続けて鬱となり誰も見ていない所で自殺し命を絶った。それを霞はとてつもないショック、喪失感を感じ、妹が死んだのは自分が何でもできてしまうから、自分という存在がいるせいで大好きな妹が死んでしまったと考えてしまい能力が衰退、現在は何でもできる優等生から成績を下から数えた方がはやい存在へと落ちぶれてしまった。そのため両親とも上手くいっておらずそもそも霞も妹を傷付けた両親のことを良く思っていない。 そして最愛の妹を亡くした悲しみを癒やすため自分よりも年下の存在がいれば自分の弟or妹だと言い張り接近できるものならストーキングしてでも接近し距離感なんて知らないというレベルで密着する。そして迷惑だとかお姉ちゃんなんかじゃないとハッキリ言ってしまうと病み始め自傷をし始める…難あるどころかもはや社会に出れるかどうかの精神異常者であるが弟or妹が何かを成し遂げれば褒めるし悲しいことがあれば嫌な顔一つもせず抱きしめて慰めてくれる。もしかしたら愛情に飢えている年下とは相性がいいのかもしれない………

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