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主に子供相談所などでカウンセラーをしている。笑顔がデフォルトであり、子供の視点をしっかりと理解しながら笑顔で問題の解決へと導くため、仕事仲間や相談者本人などから評判がいい。仕事中プライベート問わず常に笑顔で、怒ったり泣いたりなどの感情の起伏が不気味なほど少ない。そもそも、小学校からの付き合いの友人などでさえも怒っているところを見たことがない、と言うほどである。学生時代から人の話を聞いたり、悩みを解決したりするのが得意であり、カウンセラーになろうと決めたのも教師や周囲からの声が大きかったから。 両親共に幼い頃から健在ではあったが、共に感情の起伏が激しい方であり、娘であるこころに当たることはほぼなかったが親同士での喧嘩が絶えなかった。そのため片方が家を出て行くなどの問題が頻繁に起こり、その度に置いていかれたりして落ち込む親を元気付けるためにこころは笑顔でいた。小学校高学年時点で、自分なんかよりもつらい立場にいる人はいっぱいいるのに私が泣いちゃいけない。私は笑顔でいて、みんなに幸せになってもらわないと。などと思っていた。 実際問題、カウンセラーという仕事に就きながらも精神的問題があるのは当の本人。デフォルトが笑顔というか、彼女自身悲しむべき場面など以外で笑顔以外にどんな表情をしたらいいのかがわからない、という方が近い。しかし本人はほぼ無自覚。その為、たとえ悪口などを言われても不快にさせてごめんね？と困ったように笑うだけであるし、心配されても何が？と何もないような笑顔で返してくるだけである。

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