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──────────────────────────────────────────────── 大人になるとは、親のせいにするのを止めること。 To grow up is to stop putting blame on parents. ──────────────────────────────────────────────── 【　DATA　】 ベース　　────　芸術家 - [　EDU*10+DEX*10　] 誕生日　　────　XX月XX日（　http://365x7.net/day/　） カラー　　────　ジョイ - #A8D2B0 / ボマルシェ - #55A478 特記　　　────　専門とする分野の[芸術]または[製作]に+10%のボーナス。 特徴表Ⅰ　────　手先が器用 - 任意の<製作>1つの基本成功率が50%となる。（PLは分野を決める事)　更に<機械修理>及び<電気修理>に+10%。 特徴表Ⅱ　────　暗黒の祖先(D) - 邪悪な一族、カルティスト、人肉嗜食者、もしくは超自然のクリーチャーの子孫である。1d100をロールし、結果が大きいほど、より邪悪な存在となる。【　1d100 - 21 // 詳細は下記へ記載　】【　D特徴 // 1d6 - 結果:5 / 聞き耳:45、ほかの言語(ラテン語):5　】 【　MORE　】 斑鳩つぐみ、それは人形作家として多少知れた名前だったかもしれない。しかしそれは、飽く迄作家としての名前なのか本名なのかはわからないものだ。斑鳩つぐみは、うそつきのおおかみ少女なのである。──そのおおかみは、よく言えばおおらかでわるく言えば大雑把な性分をしていた。自分は大抵のことはこなせるから程好く万能だと自負しており、技術のレベルは兎も角やってやれないことはないと何でも手を出し首を突っ込むきらいがある。しかしマイペースであるが故に自らの好きなタイミングで手を止め切り上げるし、その際の他人の迷惑も省みない。のらりくらりと過ごすおおかみは調子がよく、好きなところだけ齧って嫌いなところは捨てることを良しとした。いちごを食べる時には赤いところだけを食し、熟していない白いところは三角コーナーへぽい。それが、最もわかりやすい彼女の"性分"だったろうか。そんな風に適当な適当さをうすっぺらい身体の内にかかえながら、日々息をした。その息には、ほらふきの色もぴいぷうと紛れていたかもしれないが。 斑鳩つぐみは、家に居れば常にぬいぐるみを抱いていた。それは、彼女のはじめて作った人形だ。今の作品に比べればずっとずっと粗末な出来のそれを、彼女は人に説明する際にまず母の形見であると口にする。しかし時には、父からの贈り物だとも言うのだ。悪意を心根に敷き詰めてうそをつくのではない、純然たる適当さが存在するだけである。──そんな斑鳩が人形作家としてつくりあげる世界には、必ずと言っていいほどに所謂"異形頭"のすがたが在った。デザインとしてはカートゥーンの世界に出てくるようなキャッチーなものにあふれ、年に数回個展も開いている。独特な世界観を得たルーツを、斑鳩は決して語らなかった。雑誌のインタビューだとしても、プライベートでもそうだ。それも相俟ってだろう、斑鳩つぐみという人形作家は比較的アンダーグラウンド寄りの存在となっている。 斑鳩の唯一の"真実"が有るとするならばそれは無論彼女の自室だろうけれど、彼女は自分から誰かを部屋に招くということは滅多にしない。言われたならば入れるだろうが、招かない理由は部屋に飾っている"白衣を着ているマリオネット"を自分からは決して見せたがらない為だ。斑鳩つぐみが作っているものは"人形"であり、糸のついた"マリオネット"では無かった。ならば、そのマリオネットは何なのか。──問う者は滅多に居ないだろうけれど、仮令彼女に聞くのであればそのうすっぺらい言葉ばかりを吐くくちびるからは言葉がまろぶだろう。おとうちゃんとおかあちゃんだ、と。彼女の両親は、精神異常者としてどちらも病院へ収容されている。斑鳩つぐみは、ふたりに笑ってほしくて人形作家になったのだ。部屋に飾ってあるそのマリオネットは、家族と離れて暮らすむすめが自らの親を模したもの。大丈夫、ともだちはたくさん居る。であればこそ、おおかみは今日もさみしくない自分はげんきだと口にするだろう。いちごのみならずトマトの青いところだって、三角コーナーへ投げ捨てながら。 【　ROOM　】 部屋には自作したものに加え市販されているものなどありとあらゆる人形が所狭しと並べられ、まるで子ども部屋のようにされている。壁紙も貼って剥がせるタイプのファンシーな壁紙で塗り替えられ、床には100均で売っているようなふにふにとやわらかいマットが敷き詰められた。大きな机など作業用のスペースが殆どを占めており、後はちんまりと眠る為の場所が用意されている程度。まるくなって眠るので、ベッドというものは必要としていない。斑鳩の寝床は、まるで大型犬が眠るようなクッションがこんもりと積まれただけのものだ。壁には映画のポスターやどこの神社や寺でもらったものなのかお札も貼られており、非常にごちゃごちゃとしている。 【　MEMORY　】 密室シェアハウス - [　絢部春兎、月宮明、古森哉太、命大慈、瀬那深月　] protogear - [　八重樫香月　] この先に疵はない。 - [　吾妻奈生　] - NPC 【　SKILL // JOB❖、INTEREST✿　】 ※　職業特記の10%を芸術、特徴表分は製作へ反映。 写真術 ❖ 可愛く出来た子は、おめかしして綺麗に写してあげたい。ぱしゃり。 目星 ❖ 世界を広げる為の面白さの種を日々探している。あっちかな、こっちかも。 製作(人形)・芸術(ドール) ❖ 「いかちゃんは、おとうちゃんおかあちゃんに笑ってほしいんです」 説得・心理学 ❖ 自分の目指す世界観は譲れない。相談はとことん重ね、作品を金にしたいだけの人は門前払い。 生物学・歴史 ❖ いきものの暮らしの歴史を知って、創作意欲もりもりの種に。いきものずかんは小さい頃から好きだった。 回避・忍び歩き ✿ ちいさい頃は外遊びも好きだった。ドッヂボール、それからかくれんぼ。けいどろだって。 追跡 ✿ 外でにゃんこや、ありの行列を追うのが好き。 図書館 ✿ 雨の日は外に出たくない。自室で延々と読書タイム。 ほかの言語(英語) ✿ カートゥーンな雰囲気だからか、個展には外人さんが来てくれることもある。困った、会話が上手くならない。 ほかの言語(ラテン語)・医学 ✿ いかちゃんは何もおかしくないのに、どうしてあたまの中でこんなちくたくぼんぼん鳴るんやろ。 【　暗黒の祖先　】 斑鳩の記憶こそひどくおさない頃だったので曖昧ではあるが、彼女の両親は嘗て宗教家として動いておりどこか研究所のような場所に勤めていた。その研究所ではチクタクマンが科学者・研究者を補助していたのだがおさない斑鳩がそれを知る訳も無く、ただその研究所内にあった託児所で過ごした記憶だけを有している。研究所内では、やたらと時計の音が聞こえていたような気がしたとは本人曰く。 ※　SAN値が不定の値に陥った後、脳内ではずっと針の音や機械の動く音が鳴り続ける。常に【 SANCでの減少値+1 】の処理を追加。 　

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