タグ： ほももんち椅子

「俺は京だよ。よろしくねぇ」 温和で犬系　ほわほわしてる 「俺」「〜だよぉ」 幼い頃に、富豪に養子として引き取られた。養親は吸血鬼と分かっていながら引き取った。 KPCは家族ができて喜んだが、ルールに縛られた生活は良いものとは言えなかった。 そんな窮屈な生活の中、「乙女とわ」と出会った。 KPCは、吸血鬼ながらに養親にお見合いさせられていたが、KPCの心は既にオトメに奪われていた。 KPCは養親の命令を何でも大人しく聞いていたが、家族を想う気持ちよりもオトメを想う気持ちの方が大きくなっていったことにより、初めて反抗した。 お見合いを抜け出し、オトメの所へ行った。しかし、オトメの家は住居を移した後だった。自分に何も言わずにどこかへ行ってしまった。KPCは自宅へ暫く帰らず、ふらふらとオトメを探していた。しかし見つかることも、話を聞けることもなかった。久しぶりに自宅へ帰り、こっぴどく怒られた後、KPCは決意した。家を出ると。この地を離れて自由に暮らす。そして必ずオトメを探し出す。オトメの執着心を胸に家族へ抵抗し、居場所を手放した。 日本各地を旅した。沢山の人と出会い、別れた。それでもオトメと出会うことはできなかった。 現在は、吸血鬼のバーでバーテンダーとして働いている。 何年も探し続けて何も見つけられなかったのに、オトメにもらった椅子を見つけた。何としてでも手に入れたいと椅子に執着している。

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