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引っ込み思案な男の子 自分の意思があまりない（どっちが人形使いなのか…） 唯一はっきりしているのは母から貰ったぬいぐるみを大切にしている。 願い:女の子になりたい ▼後遺症 「限定的霊感」 異様に濃い霊波で満たされた空間において、肉眼で霊体を捉えることが出来る。 ▼読まなくてもいいSS 私は女の子が生れることを望んだ。 しかし生れてきたのは男の子。 私は現実を受け入れられなかった。だってこんなにも可愛い我が子なのだから。 可愛いお洋服を着せ、可愛い縫いぐるみを与え「あなたは私の可愛い娘」と言って抱きしめた。 子供は戸惑いながらも後ろに手を回してくれた。あぁ可愛い可愛い愛しの子。 僕は言われるがまま生きてきた。 母さんが可愛い服を僕に着せて、喜んで抱きしめてくれるから、僕はその通りにした。母さんの笑顔が見れるから。 母さんがくれたぬいぐるみは元々好きだった。小さい頃から大切に抱えてきた。 しかし世界は僕たち2人で完結してくれなかった。 学校の子達は人形を大切にしている僕を「女みてぇ変なヤツ」と後ろ指を指す。 それからいじめられるようになった。僕はおかしいのかな？ 人形を大切にするのはおかしいこと？女の子の恰好をするのは変なこと？ 僕は母さんの笑顔を見たいだけなんだ… 最近、僕の身体を男らしくなっていることに母さんは苛立っている。 なんで僕は男に生まれてきたのだろう？なんで成長するんだろう？ なんで僕は女の子じゃないんだろう？ 女の子になったらいじめられることもなくなる。母さんも喜んでくれる。 やっぱり男として生まれてきた僕が悪い子なんだね… ▼葵の成長記録 【AND/HAND】2022/5/9 結城さんのことを沢山聞くことが出来た。 ・弟の話を少し聞いた。 詳細は話してくれなかったけど、自分の存在が弟のトラウマになってしまうから距離を取っているらしい 結城さんはいつも「俺の手の届く範囲に居ろ」と言うけど「弟は手の届く範囲に居れないの？」と聞くととても渋い顔をして 「俺がいたら弟のトラウマを呼び起こして弟の平穏な日常を妨害してしまうから」と答えてくれた だから僕と手を繋いでいる時は弟を思い出して懐かしくなるらしい ・僕のことも少し話した 僕は自分らしい生き方がまだ分からない そんな話をしたとき、結城さんが「葵はまだ学生だろ。なら学校とかで見つけていったらいいんじゃないか？」とアドバイスしてくれた 衝撃だった 学校は好きなこととか自分らしさ？を見つける場所らしい 僕をいじめてくる人がいるからあまりそうとは思えないけど結城さんにとってはそんな場所なのかな？ 僕も見つけられるといいな… ---------呪文--------- ◎アザトースの呪詛 コスト：4MPと1D6の正気度 対抗：相手と自分のMP対抗 効果：対象のPOWを1D3喪失させる

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