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基本ルルブ教授ベース　選択技能〈歴史〉〈人類学〉HO:参番地の時計 "十五夜の賢狼"　大神はじめ 「今日の授業はここで終わり。さ、暗くならない内に帰った帰った！今日は満月だから、悪い奴は私が喰ってしまうよ？」 カノヨ街のとある寺子屋の師範。その知識量から街のご意見番として頼られることもある。 基本的には温厚だが、悪い子には頭突きで愛の制裁を行う(という名目で職業ポイントで頭突きを取りました許してください)。 半人半獣の狼人間。普段は人間の姿をしているが満月の夜には狼になってしまう。狼となり理性をなくした自分が好きではないため、狼化した夜は家から出ることは無い。狼化の反動が残る恐れから満月の次の日は寺子屋を休んでいるが、その間も熱心に歴史編纂や教科書作りに取り組んでいるという。 …というのは嘘で、本当はただの人間である。本人曰く「子供達には狼女って言うネームバリューがよく効くんだよ」とのことで、このことは誰にも話していない。 これらはカノヨ街に潜入する時に作った「カノヨ街でのはじめ」の設定。 〈噛みつき〉や〈鉤爪〉を持っていないのはそのせい。ないもんはいくらバーチャル空間でも作れない。でも年齢のサバは読む。 また、一ヶ月に一回休みを取るようにしたのはヴィノムスの調査やカノヨ街のハッキングを進める為。 「先生、昨日外にいなかった？」と聞かれたら、「そいつはドッペルゲンガーという妖怪じゃないか？」と言ってごまかしている。 エンド1→2→4　夢落ちエンド、ロスト 〈個人的なメモ〉 「大神」はもちろん狼から、「はじめ」の名前は「一」と書いたときの別読みで「ひと」。 ヨーロッパのキリスト教圏において、狼人間は精神錯乱者のメタファーとも言われている。この幸せなカノヨ街が虚構であると知っている自分は、この街でたった1人の精神異常者だ(精神錯乱者の中の健常者は周りにとっては精神錯乱者であるという意味)。

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