タグ： 森の熊さん

【キャラ概要】 「Yule・White(ユール・ホワイト)」の名で知られる世界的にも有名な童話作家兼劇作家兼フランス民族史・文学の研究家。 人並みはずれた表現力や、世界の風土史などを基にした独特の世界観が彼の作品の特徴であり、作者自らが翻訳する外国語版の童話は、彼独特の言葉が色あせることなく適切に表現されていると、むしろ、日本よりも海外での人気が高い。代表作の「冬至祭の小人」「Mauthe doog」は日本での認知度も高くアニメ映画化もされた為、知っている人も少なく無いかもしれない。 一応フランス性の名前も持っており『Simon＝Noel(サイモン＝ヌーウェル)』という。名前が多くて嫌になるのでこちらは全く使っていない。 その名前は童話界隈の中では知らないものはいないが、彼が日本人男性であることを知るものは不思議と少ない。 何故なら、メディアへの露出は勿論、サイン会、握手会なども一切断っている為である。その徹底ぶりは尋常じゃなく、某大手掲示板では、ユールホワイトの正体は"北欧の小さなお家に妖精さんと一緒に住んでいる白人美少女"だと噂されるほど(安価で決まったらしい。) そんな彼の本性は度の付く程の異常な人嫌いである。《目星》《車》技能は、編集から逃げる為に磨いたといっても過言ではない。更に彼は人並みはずれて体が弱く、いつ死んでもおかしくない様な虚弱体質。その貧弱っぷりで大抵一年のうち3ヶ月は病気や怪我、更には精神病で入院している。ストレスで胃に穴が開くことも、吐血もざらである。ただ数十分慣れない人間と話すだけで入院してしまうガラスどころかオブラートで作られたハートの持ち主。 性格は偏屈な上に神経質で潔癖気味、自分に正義感があることを否定しているが、正義感は強い。人嫌いだが、関わったからには面倒見が良い一面もある。人嫌いといっても完全に全ての人を遮断しているわけではなく、気の会う友人も少しはいるらしい。 禅の恋人であるサラもまた、彼が心を許せる数少ない人間の一人。 禅とサラは最初こそは最悪の出会い方をしたが、なんだかんだで10年以上連れ添い、同棲している事実婚のような状態である。二人の間には喧嘩も多いが、それでもお互いに信頼し合い、愛し合っている相思相愛の関係である。しかし、禅がサラに結婚を切り出さないのは、いつ死ぬかもわからない自分という存在に、誰よりも愛する女性が縛られてほしくないという思いがあるからであり、いつか早いうちに自分が死ぬことを分かっていながら、それでも死ぬまではサラを手放せずにいる自分に罪悪感を感じている。 若い頃はイギリスとカナダやフランス等、両親の仕事の都合や持病の療養の為海外を渡り歩く生活をしていた。その時の経験から英語とフランス語が堪能。 フランスに住んでいた頃の経験からフランスの豊かな言葉に触れ、フランス文学の研究を始める。イギリスではイギリス独特の民話や童話に感銘を受け、その頃から童話を書き始めた。 また、カナダに住んでいたころの友人から、ルゥという元海難救助犬を譲り受けた。ウルソンはその子供のうちの一匹。 ユールというペンネームは、海外で暮らしていた際、そこで出来た友人に「ユズル」という発音が難しかったために付けられた愛称から付けられてものである。 趣味は読書と紅茶、旅行そして射撃。 日がな一日研究室に篭って紅茶を飲みながら本を捲る時間がが一番の至福の時間。紅茶にはかなりのこだわりを持っているらしく、茶葉は自らイギリスまで買付けに行っている。 茶色と黒のニューファンドランドという超大型犬を飼っており、それぞれ名前を「ウルソン(小熊)」と「ルゥ(狼)」名づけている。ルゥはウルソンの息子。 【外見】 ストレスで色の抜け落ちた髪は几帳面に切り揃えられ、色素の薄い瞳は微妙に左右で色彩が違う。このオッドアイは後天的なもので、右目の視力が悪く、乱視である。 服装はスラックスにシャツのスタイルを中心に、カーディガンやジャケットを羽織っている。 外見年齢は人生に疲れたような表情と髪色で実際の年齢より高く見られがち。 【台詞例】 「…くそったれ…、また胃に穴が開きそうだ。」 「全世界が煙草を止めても、俺だけは絶対止めないぞ、絶対だ。」 「俺は童話作家だ、童話作家がファンタジー《最高の結末》を求めて何が悪い!!」 「ｺﾞﾌｩｯ(吐血)」 「俺の命が続く限り、愛し続けるよ、愛している、愛しているんだ…この心臓は君のために動いていると言えるほど、俺は、君に心奪われている。」 「皮肉を言うのには日本語はあまりにも不十分で、愛を囁くのにも到底足りやしなかった。だからそれぞれにふさわしい言葉を学んだんだよ。」 「いかにも、俺がユール・ホワイトだ。なんだ？北欧の小さなお家で白人美少女でも書いてるとでも思ったか?残念、作者はただのむさ苦しい男だよ。」 「俺がッ！！！死ぬべきだったんだ！あの時も！あの時もッ！！！どうして一番死に近い俺が死なないッ！？！どうしてッ…愛する人ばかりが、俺の代わりに、俺を庇って、俺を置いて、いつも、いつも、いつもいつもいつもいつもッ…___ いなくなって、しまうんだ。」 「愛に囲まれた人生だよ、俺にはもったいないくらいだ。俺の周りの人間は誰だって優しすぎるほどで…その優しさは、熱く、焼き鏝のように、俺の記憶に消えない印を残していく。」 【プレイシナリオ】 ・心を得た愚者(2017．7.20)　大目白.焔 ・銃弾を貫くものは(7.24) ・Nostalgia's Aquarium.(7.25) ・幸せに抱かれる君に(11.27) ・泥と透明の魂(2018.3.3) ・気付かせてはいけない(2018.5.3) ・サイコメイズ(2018.9.28) ・盤上の一歩(2018.10.8) ・バテレン祭(2018.10.27) ・満(2019.1．20) ・スモーキンバラット(2019.5.29)　久麻蓮二　終夜伊織 ・オハナシ 【シナリオ後設定】 ・泥と透明の魂より長期の発狂として五カ月の間拳銃に対する執着を会得(これから後5シナリオの間継続。) ・サイコメイズより長期の発狂として五カ月の間刃物に対する恐怖症を会得(これから後5シナリオの間継続。) 【大切な人】 ・フラン＿＿複雑な因縁を抱えた禅にしか見えない少女、現在同居中で娘のように扱っている。禅にしか見えないが、禅はフランを通常の人間と同じように扱っている為、他人から見れば禅が何もないところに喋っている狂人の様に見えるかもしれない。 ・サラ＿＿最愛の人、何年も同棲中だが、持病の事もあり、彼女を縛ることはしたくないと結婚には至っていない。 ・柳若葉＿＿六年の付き合いであり悪友。なんだかんだ言いつつも彼本人が"友人"だと認めることのできる数少ない人間。彼の経営するレストランには週に2～4回のペースで通っている。禅の料理好きは彼に影響されているのかもしれない。 ・松永優馬＿＿"気付かせてはいけない"で出会った、友人？と言ってもいい人物。ペンネームの名刺を渡した数少ない人物。 彼は自分を"人の心がわからない人間"だと評したが、少なくとも自分にとってはそうは思えない。彼の秘密を知り、自分の秘密を明かしてしまったからだろうか。 ・仲場恵一＿＿本名”赤間栄介”とだけ知っている。すれ違ったことがある程度の仲。 ・大葉礎＿＿若のつてで三回目の出会いにて最近やっとラインを交換した。ふるふるは失敗したが。「禅」「礎」と呼び捨てで呼び合うように現在練習中。 【2015サプリメント特徴表(普段は適応せず、2015を使用する卓のみ適応)】 ・寄せ餌(D)＝人ならざるものに好かれやすい、誘拐されれば監禁されるか、もっとひどい目にあう事もある。(D特徴の為20技能ポイント会得、拳銃＋20) ・ペット＝ペットを飼っている、シナリオの間、一緒に触れ合うことで1d3ポイントのSAN値を回復することができる。 【性格】 好きなもの:人 嫌いなもの:人 怖いもの:知らない物　理解し合えない物　死　 【これより先はシナリオネタバレあり】 『Nostalgia's Aquarium.』にて、フランという名の自分にしか見えない同居人が出来た。二人の関係性は一言では言い表せないが、禅はフランに対して娘のような感情を抱いている。彼女は、自分が死んでも自分の魂に囚われ続ける。だから、自分が死ぬ前に、禅は自らの手で、フランを"終わらせ"なければならない。 『幸せに抱かれる君に』にて、最悪で最善のバッドエンドを迎えた。サラとの関係は大きく変化したとも、今までと何も変わらないとも言える。自分は今でも彼女の事を愛しているし、彼女もまた、自分の事を愛してくれている。しかし、彼女の瞳はもう二度と、本当の自分を映すことは無いのだろう。彼女との関係もいつか自分の手で"終わらせ"なければならない。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ