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一人称：ワタシ 二人称：同年代は名前呼び捨て、年上は Mr/Ms.○○ その他：少し片言な日本語 ------------ [来歴] 　現在日本に留学しているフランス系アメリカ人。（日本に来た理由についてはGMへ投げたため、詳細は下記のPC設定を参照） 　敬虔なクリスチャンで日曜日のミサには日本に来ても欠かさず参加している。 　また、人のために何かをしたいと常日頃から考えているので、普段から教会などが主催するチャリティー活動も積極的に行っている。 [戦闘スタイル] 　右手に影が重なりあい蛇腹剣のような形に変化。それを無差別に振り回している。 　他者から何かを奪うウロボロスの力に嫌悪感を抱いているが、これも神から与えられた試練だと考え受け入れようとしている。（予定） ※覚醒後の設定などは1話終了後に考えようかなと思っています。 ※成長時に取得予定のエフェクト：《原初の白：異世界の因子》《死点撃ち》あたり ------以下GMから頂いたPC設定------ [家族構成について] 　クリスティーナには家族と呼べる人物が２人いる。 　１人は母親代わりのシスターである、イザベラ・キャンベル。彼女はシスターが順守すべき誓願を実践する女性であり、特に清貧を貫く姿勢はクリスティーナが目標とするところである。 　もう１人は弟であるロイ・キャンベル。病弱ながらも善良な彼は、将来は神父になりたいと語り、今日も神学校を目指し勉学にいそしんでいる。 　クリスティーナに血のつながった父と母はいない。キャンベルという姓も、母親代わりのイザベラの姓を継いだものである。 [父と母の不在について] 　クリスティーナの実の両親は、既にこの世を去っている。端的に死の理由を語るのであれば、母の死は拳銃を使った自殺であり、父の死は薬物による中毒死である。 　彼らは、敬虔なクリスチャンだった。「２人の出会いは日曜日のミサだった」というほどに、彼らの生活は教えとともにあった。だが、晩年はその教えに背く日々を送っていた。姦通、堕胎、自殺――彼らは禁忌とされるこれらの罪を犯した。 　敬虔な夫婦の歯車が狂い始めたのは、クリスティーナがようやく歩けるようになったころだった。第２子であるロイが身に宿り、また娘の育児にも手を焼いていた母は、自然と父と過ごす時間が少なくなっていた。クリスティーナの父は、それを妻からの愛情を失ったと受け取ってしまった。 　クリスティーナの父は、異性から見れば魅力的な人物だった。娘に受け継がれたプラチナブロンドの髪も、サファイアを連想させる瞳も、彼の端正な面立ちを美しく彩っていた。それだけではなく、当時彼は手掛ける事業が軌道に乗り高い収入を得ていた。そのことも彼と交際したいと願う女性が後を絶たない理由だった。妻が自分を愛さないならば…。彼はついそう考えてしまった。 　――堕胎済みの胎児が４人。現在中絶するように交渉中の女性が２人。――これがクリスティーナの母が夫の不倫を問い詰めた際に聞いた事実である。その時、クリスティーナは小学校に通う年齢になっていた。久々に家に帰ってきた父と母の怒鳴り声は、今でも彼女の記憶に焼き付いているだろう。そのやり取りがあった日から、母は歪んでしまった。 　毎日の礼拝を怠り、ミサに赴くこともなくなった彼女は、最早敬虔な信徒とは呼べなかった。子供への接し方からも、優しさは失われていた。彼女は鬱屈した感情を暴力という形で息子であるロイにぶつけていたのである。クリスティーナは衰弱していく弟を案じながらも、母を止めることができなかった。 　ある日学校から帰ったクリスティーナが見たものは、弟を壁に立たせ、遊戯のような感覚で体のすぐそばに拳銃を放つ母の姿だった。クリスティーナは母の目を盗み、弟の命を守るため警察へ通報した。それは正しいことだった。すぐに警察官が駆け付け、クリスティーナの母を取り囲んだ。既に精神を病んでいた彼女は、逃亡も抵抗も企てなかった。ただ銃口を自らのこめかみに押し当て、引き金を引いた。 　クリスティーナの父は妻の死後、家にこもるようになった。そして酒におぼれ、最後には違法な薬物に手を出した。過剰な薬物の摂取により中毒死する少し前から、彼は家族の顔もわからなくなっていた。娘の名前も息子の名前も、喪えば狂うほどに愛した妻の名前も、思い出すことはできなくなっていた。 　父が自宅で動かなくなった後、警察官に保護されるまでのことをクリスティーナは覚えていない。自分で通報したのかもしれないし、近隣の住人が通報したのかもしれない。ただ確実に言えることは、間違いなく父と母は死んだということである。 　その後、クリスティーナとロイはイザベラが奉仕する孤児院で引き取られることになる。かつて父と母が愛した教えを紐解き送る日々は、クリスティーナに人の愛や尊さを思い出させた。教えとともに生きることは、クリスティーナにとって重要な楔なのである。 [日本への渡航について] 　孤児院に引き取られて以降、クリスティーナはイザベラをよく慕っていた。それはイザベラの敬虔な姿勢が理由だったかもしれないし、彼女の温和な人柄が理由だったのかもしれない。そんな彼女がある時「日本に渡る」と告げた。 　その時、日本という島国は大きな震災と洪水に見舞われていた。地理的な理由から災害に見舞われることの多い国ではあるが、その年の災害は例年と比べ物にならないほどだった。その知らせを聞いた教会関係者の中で、日本での慈善活動を提案する声が上がったのだ。 　当初イザベラは単身で日本へ渡るつもりだった。だが敬虔な信徒としての道を志す少女のことを思い出し、ともに災害の爪痕を癒す務めを果たさないかと提案した。少女はこの提案を受け入れ、東の島国へと渡ることを決意した。これは彼女が高校へと進学する少し前のことである。 　少女は、万全に操れない言語に悪戦苦闘しながらも、人を救うことへの努力を惜しまなかった。その姿は、イザベラにとってとても誇らしいものである。 [ロイ・キャンベルについて] 　クリスティーナの弟であるロイは、日本に渡らずアメリカの孤児院に残ることを選んだ。これは孤児院で神学校に進むための勉強をしたいという理由のほかに、彼の体が環境の変化に耐えられないのではないかという懸念からでもある。なお、ロイが病弱な理由は幼いころに母親から受けた暴行と、十分に栄養を摂取できなかったことが原因である。 　幸せと呼び難い境遇の彼だが、異郷の地に赴いた姉を思いやる心は強い。月に数回彼がクリスティーナに送る手紙には、孤児院の友人の笑顔を収めた写真が同封され、姉を励ます言葉が添えられている。

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