タグ： 銀色 筋肉神の宴

とある組織のリーダーの娘。いわゆる、エライさんのお嬢さん。 だった。…そのはずだった。 彼女が違っていたのは、生まれながらにして不思議な力を宿していたこと。 そして父は彼女を隠すかのように、海外で育てた。 彼女を愛していた。だが、不安を消すことはできなかった。 娘がいつか、娘ではない何かに、なってしまうのではないか、という不安。 だから、籠に入れ、誰にも振れられぬよう守り、育てた。 だが、その不安は現実となる。 ―――ただ一つ違っていたのは、異形の姿と化しても、紛れも無くそれが、愛する娘だったということ。 幸いだったのか。不幸だったのか。 彼女はその力を自在に使いこなした。 彼は、彼女を籠から解き放った。 そして自由の翼を広げた籠の鳥は飛翔する。 高く　高く　もっと高くへ。 　ヘ　ビ　ー　メ　タ　ル　が　日　本　を　席　巻　す　る　そ　の　日　ま　で というわけで、ヘビーメタルバンド「月下氷人」にてサブボーカルとギター担当中。 Vo.大川勇人 Ba.真下今日子 Dm.月島元一朗 出よ！刹那に染める神鳴る光！　澄み渡る天に蒼き赫きを示せ！　　上天の刻は今！　来たれ霹靂！冥雲を切り裂き希望を導け！　顕象！！　雷舞！天獄の厳霊！！ 駆けよ、神鳴る光！　正道を照らす光と成れ！　轟雷！顕現！！

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