タグ： 赤ずきん

あいおいあみる。18歳、看護学生志望の受験生。 趣味は占い・星見・ウィンドウショッピング・部活のバトミントン 死んだのは初恋の相手、倉井 昌成(くらいしょうせい)。 小さい頃から親族の集まりに良く来ていた年上のお兄さんであり、中学生の時に外部講師として訪れていた地元の大学病院の相談センターのお医者様。亜美琉との血の繋がりはない。母の妹の結婚相手の弟である。 享年28歳の独身で、むかし付き合っていた彼女がいた(自分の持病のため、倉井から別れを切り出した)。 病はとても予後が悪く、20歳で発症した時には10年生きられるか、という致命的な余命宣告が出る。 (病気の推移:参考→自己貪食空胞性ミオパチー) 診断を受けて病院勤務から医療における相談のためのセンター勤務に変え、持ち物の整理などを少しずつ始めてた。 亜美琉は初恋のひとに中学校でまた会えたのをキッカケに医療の道に進むことを決意。高校も看護学校への進学率が高いところを選択し、勉強のためといって倉井にしばしば勉強に付き合って貰うようになった。オフでも何かと理由をつけて会うように。 高校2年の夏に意を決して告白し、そのさい倉井が自分の病気についてポロッと口に出してしまう。「自分の未来の事、ちゃんと考えて」と言われ、自分は下心で看護師を目指しているのか不安になり、また相手にそれを見透かされたのではないかと気まずくなり、その話の続きができていなかった。 その冬に倉井は心筋梗塞で倒れ、長期入院に。最期を見据え(いよいよだと言うことは受験を控えた亜美琉には言っていない)てのこともあり、センター勤務を離れ、ひと駅分離れた場所にあるかかりつけ近くの実家で療養することに。 亜美琉は看護師として、倉井のひとへの献身の姿勢に心動かされ、いつか自分もあなたのような人を、貴方のように救いたいと思った。それからおこがましいが死んでも貴方を思っていいか、聞きたかった。それを伝えに行きたかった。 危篤の報せを聞いたのは、そんな初秋の未明のことである。 思い出は、告白したあの日の真夏の夕暮れ、西日が差す教室の1シーン。 形見と言える宝物は、2人で初詣の神社から買ってきた合格祈願の鉛筆とお守り。お守りの中に「亜美琉ちゃんなら絶対合格できるよ！」というメッセージカードを見つけたときは自室でめっちゃはしゃいだ。 以下通過シナリオ 初終　エンドA 生還

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ