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ウィル・シルヴェスター [概要] 物腰柔らかで落ち着いた紳士、見た目は。中身は話を聞かない自由人で神出鬼没。有り余る富と時間を武器に気ままに生きている。甘い言葉を囁き、金を貢ぎ、わがままを聞いてあげ、駄目にしてくるタイプの男。 [技能] 職業技能：ディレッタントに準拠　(投資家の家のボンボン、芸術技能は狩猟のための解体技術と剥製化に利用、腱とか神経・骨などを綺麗に分ける) 趣味技能：ナイフ、聞き耳、ライフル、追跡、隠れる(趣味の狩猟のため) 任意の戦闘技能：回避 [経歴] 投資で莫大な富を築いた家の第三子。三男ということもあり、後継としての圧力もなく末っ子として自由に甘やかされて育つ。そのため特に不自由も感じたことが無いし、やればなんとかなるだろうと思っている。特に自分が間違っているとか他人のあれこれを全く気にしない。 父に連れられて行った射撃場ですっかり銃にハマり、狩猟を好むようになる。若くして母を亡くしており、幼い頃の記憶と写真でしか母を知らない。 狩猟を通じて生き物の躍動する命の輝きに魅入られるようになり、家にあった剥製と同じように生きているその時の美しさを永遠にとどめておければと思うようになる。狩猟は一方的な狩りではなく、互いに気配を悟られぬように自然全体をフィールドとした命をかけたサバイバルなものを好む。そのため家や外部では綺麗にしているがプライベートでは割と野生的。 好みのタイプは綺麗な人。綺麗の定義はかなり広いが、強い人だとなおいいし思い通りにならないとよりいい。殺し合いができたら最高。 殺した恋人たちと獲物は剥製にしている。生前の美しい姿をそのままにそばに置いておける。ただ殺してしまった以上は彼にとって戦利品にカウントされてしまうため、変わらずに愛してはいるものの次の恋を探し始める。 初恋はミドルスクールで別荘に行った際に出会った少女だった。豊かな自然の中で駆け回る彼女が美しくて可愛らしくて、めいいっぱい一緒に遊んで大事に可愛がって、その上で野山で追い立てて撃ち殺した。野うさぎのように可愛らしい子だった。その時はまだ子供だったから技術も未熟で、綺麗に皮をなめせなくて頭髪と骨だけ残った。次の恋は深窓の令嬢だった。籠に入った駒鳥のようにかわいらしく、何も知らない子だった。二人で駆け落ちの約束をして屋敷から抜け出して、生き生きとした彼女が愛おしくて殺した。永遠にこれで飛び立っていくこともない。この時は少しは腕も身についたので胸像にした。 次の恋は移り気なクラブで会った女だった。狡猾で男から金を貢がせている蛇のような女だった。騙されたフリをして楽しく二人で遊んでわがままだってなんでも聞いてあげたし、他の男とあっているところもそれを上手く誤魔化してしまうところも可愛らしかった。でも自分を切って他所に逃げようとしたのは良くなかったな。連絡先も全部消えて家がもぬけの殻になっても探し出して殺した。追いかけっこはもう出来ないのが残念だった。一番好きだと言っていたブランドのドレスを着せて剥製にして飾っている。次の恋は鮮烈だった。大学時代の留学生で鶴のような子だった。決して甘言に靡かず、清廉としていて武道が得意な子だった。どうしても手に入れたくてコツコツ誠実な男として振る舞ったが全く靡かなかった。ますます夢中になって攫って二人きりになったが相手が抵抗してステゴロで戦った結果殺した。一歩間違えたら自分が殺されるかもしれないという緊迫感に雷を受け、それ以降強い人を好むようになる。だって殺し合いしてる時は俺のことだけ見てくれるし、俺を殺すために頑張ってくれるでしょう？ 次の恋は──────────── と、まあこんな感じで彼女たちが増えたわけだ。みんな愛してるよ？とは一体どういう意味でだろうか。 [心理] 基本的には穏やかで面倒見が良く、人当たりがいいが恋人は別。 自分の思い通りになるのは面白くないが、決して可愛らしく思っていない訳でもなく、自分のことだけみて自分にだけ微笑んで憎んで触れることを許して拒絶して愛して殺してほしいだけなのだ。 つまりだ。つまるところ自分に殺されることもなく、自分を殺せるか、永遠に狩れないまま追いかけられる運命の彼女に出会いたい。 今回の彼女は運命だろうか、それとも自分が刈りとる愛しい恋人になるだろうか。 ──────────────以下ネタバレ────────────── 2ロス2生還 ho1の彼女の首と腕1本と足1本を持ち帰って綺麗に剥製化した。満足げに愛する彼女たちと並べて、また彼は次の恋を探しにいく。

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