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有栖川 皙（ありすがわ なつめ) 家庭の事情等により、早くから情報通信関係を学んでおり、情報理工系学部に在籍。在籍中から既に声をかけられていたIT関連企業に就職。 数年後にサイバーセキュリティ関連の知見を求められ、そこから特別捜査官として、経験者採用され、生活安全局に配属。 4年前に「警視庁特殊犯罪捜査零課」発足にあたり、生活安全局から「零課」へと転属する。 幼少期に両親が事故死、妹と2人遺され、それぞれ別々の家に引き取られる。 数年は義理の両親間で手紙などのやり取りがあったものの、何度か互いに重なった引越しなどから、連絡が付かなくなる。 そこから妹を探すためにと、若年のうちからネットの情報網に目をつけ、その技術を磨いていた。 義理の両親と年の離れた義理の弟や妹を大事には思っているものの、血を分けた妹を案ずる気持ちは年を経ても失われていない。 幼少期に血縁から離れざるを得なかった状況などや、引越しなどが多かった事もあり、若干のコミュニケーション障害をわずらっている。 （相手を見て話せない、緊張すると吃音が出る事がある、など） また、生来の体質か、燃費がすこぶる悪く、何も摂取せずに頭を働かせ続けていると、低血糖の症状を起こす。 大食いという訳でもないので、脳に栄養を送るためにと、高確率で飴やラムネなどの菓子類を口にしていることが多い。 生活能力が極端に低いので、放って置くと頭さえ働ければいいとばかりに、甘いものしか口にしていない事も多々ある。 その所為か、大学時代に仲良くなった友人らに、面倒を見られていたこともある。 その頃に「ワルイオトコ」から、タバコを教わり、ついでに色々と他の爛れた「ワルイコト」も教わる。 タトゥーは温泉に行けなくなるから彫っていないが、ピアスは右に2つ、左に3つ開けている。 元々、本人は無性愛者だと思っていた所、そういったアレコレを経験してから、特段性別にこだわらない両性愛者と自身を結論付ける。 警察官になる前は、ある程度それなりの人数を、一夜限りや割り切った間柄として、関係を持ったりもしていた。 ただし警察官になるにあたって、その関係の殆どを解消、今は互いに事情を把握した相手くらいとしか関係を続けてはいない。 大学時代や企業勤め時代に、株などある程度の資産は築いている。 現在も本職の片手間に副職として、株取引及び、当時築いた資産を運用して、不労所得も得ている。 ただし、それで得た所得は殆ど貯金や、別の資産運用などに回したり、義理の家族らへの仕送りに当てている模様。 せいぜい自身で使うのは、武器でもあるパソコン関連の設備の費用程度。 また、生き別れになった妹の名義で口座を作っており、彼女に再会した際には、彼女がもし困っているのならば、そこから援助する予定。 『庭師は何を口遊む』 ・HO２として生まれてくる。紆余曲折を経て、妹との再会と別離とを迎える。 　その代わりに、こんな自分でも同じ位置に立って、前を見据えてくれるような同僚を得ることとなる。 ・事件後、喉元に開けるボディピアス（マディソン）をキャッチ部分を皮膚に埋め込むタイプ（マイクロダーマル）で開ける。 　ホールが安定した後、そこに飾られるピアスには、透明な石が納められている。 ・四神 晴蘭：https://charasheet.vampire-blood.net/2443728 　いまはまだ、チーフ、とは呼べない相手。何ヶ月か、一年か、時間がたてばきっと、新しく彼をチーフ、と呼べるだろう。 　頼りにしつつも、彼の方の危うさも気にかかる相手。似たような傷跡を持つ人。 ・有手南 朱凛：https://charasheet.vampire-blood.net/2439109 　かつての遺恨に関して、全てを思い出した今としては、彼女の立場でも物事を考えられるようになった。 　きっと、自分が彼女の立場なら、同じようなことをしたかもしれない、と思い至る。 　今まで辛らつにあたっていた事を後悔しつつ、それを表に出すのは何だか気恥ずかしいので、さらっと餌付けに走る。 　もしかしたら、亡くした妹に出来なかったことを、こっそり彼女が好きそうな事に変換して、そっと行っているのかもしれない。 ・北條 黨嗣：https://charasheet.vampire-blood.net/2418731 　なんだかんだ、一番距離が縮まった相手。事件からしばらくして落ち着いた頃にきっと妹の事を聞く為に、二人で飲みに行ってそう。 　そこで、何処となく似て、そして異なる生き方をしてきた事を知り、親近感を覚える。 　年下として甘やかす対象の一人であり、かつその面倒見の良さと、自分が抱えてきたものを知る相手ということで、寄りかかることが出来る対象でもある。 　さし当たって、彼がかつて属していた孤児院に、妹名義の通帳と印鑑を寄付として送りつけている。 　匿名での寄付とかまでは頭が回ってなかった模様。うっかりである。 『君のいた証』 ・北條くんと一緒にお出かけしてたら、何か拉致られた。 　とてもとても可愛い幽霊の女の子を助けたんだけども、北條くんがやけに俺に密着する2日ちょっとが生まれた。 　……気にはしてないんだけども、北條くんに抱きつかれたりしてるの、キライじゃないというか。 　よもやのノンケにグラつくとは思わなかった。 『ペットは私』 ・気が付いたら猫だったらしい。そして黨嗣くんに物凄い甘やかされた。 　ついでにいうと彼の指先は、相当のテクだった。あれはいけない。 　っていうかノンケだと思ってたら、俺でいけるらしい。なんてこった。 　まぁ、色々あったけど、今度のお盆には、父さん母さん、玲子に、恋人を紹介できると思う。 『果てにて』 ・仕事後のデートで祭りに遭遇。VRゲームのテスターを引き受ける。 　翌日目が覚めたと思ったら、一ヵ月後の世界に飛ばされていた。 　…と、思ったがどうやら、よくわからん男の手によってシュミレートされたVR?世界に飛ばされていただけらしい。 　あまりにもリアルな世界と感覚、身体が動かなくなる不自由さと、置いていく事の恐怖は、今も忘れられない。

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