タグ： 小森のキャラシ

幼少の施設脱走時の私刑によって片目が弱視です。 その為、聴覚や嗅覚に頼る場面が多いので 聞き耳を80以上にさせていただいて目星を初期値にしました。 もし、不都合あったら直すので！宜しくお願いします！ テンションが高く、殺しの後にさえへらへらとしており さながら躁病患者のような青年。 気まぐれな性格で。 無邪気に子供にキャンディをあげたかと思えば、 笑いながら喧嘩相手の爪を剝ぐような残虐性もある。 息をするように嘘を吐く、生粋のウソツキで バレバレから緻密な嘘まで幅広い。 基本はその場のノリで生きており 自由人な振る舞いをするが、それは 彼お得意のフェイクであり 素の性格は冷徹なリアリスト。 ニコニコ笑いながら人の事は見下すクズだが 相棒だけは特別な存在であり、病的な執着心を抱いている。 この気持ちが、友情か家族か独占欲か愛情なのか 本人も決めかねている。この気持ちの答えは、死ぬ時までに 出せたらいいと思っている。 軽いハイポクシフィリアの気があり 常にチョーカーをきつめに巻いている。 鍵は自分のピアスとして一本、もう一本は相棒に渡しており 夜、眠る前に彼に外してもらい朝にチョーカーの鍵を 閉めてもらうのが日課になっている。 ++出生と幼少++ 10歳の誕生日までは比較的裕福で仲睦まじい家庭環境で育ったが 誕生日の日、父親が母に叩きつけた一枚の書類ですべてが変わってしまう。 父が持ち帰ったのはDNAの鑑定書であり 紫苑と父の血縁関係を否定する結果が書いてあった。 そこからの両親の怒鳴り合いにより紫苑が知ったのは 自分が、結婚前に母親が父親と同時期に二股をかけていた 男の子供であった事。母はその男の子供である事を知っていた事。 本命は男の方であったが経済力が無かった為、 裕福であった今の父親と結婚した事。 …自分自身というものがすべて【嘘】で構成されていた事だ。 離婚を切り出す父親に縋りつき 母は、先ほどまで愛していたと言っていた 男に対し『無理に行為を迫られていただけ 愛しているのはあなただけ』と叫び、その上で 『貴方が他の男の子供だからと愛せないのなら この子を施設にいれても良い』と叫んだ母。 『良い家族ごっこをするのも限界だ。 世間体があるから離婚はしないが お前も紫苑も顔も見たくない』と叫んだ父。 この時に、当たり前だと思っていた 家族の絆も、注がれる愛も【嘘】だと知った。 その後、両親は双方の両親との話し合いをする為 母方両親とともに父の実家のある関西へと向かう事になった。 たまたま乗った、深夜の高速バスに揺られ ぼんやり、眠りに落ち始めた頃…車体が揺れた。 あっという間の事だった。 凍り付いた地面のせいでスリップを起こしたバスはそのまま横転し ガソリンに引火して、炎上。 運よく、車外へ放り出された紫苑は同じ年頃の少年と出会った。 生きているだけで奇跡ともいえる事故現場。 同じ光景を見上げるのは、同じ性別、同じ年頃の無力な子供。 呆然とする少年の手を紫苑は握った。 この現実だけは【本当】なのだとその時に思った。 その時の少年が現在の相棒である薊　冴羽である。 ++遺書への固執++ 生きる為に人殺しを行う中で 紫苑はある日気付いたことがある。 死ぬ前の人間は総じて嘘をつかないのだ。 言い訳はあるかもしれない。 けれど総じて皆【生きたい】と本音を吐露する。 その輝きを、真実を本音を 文字という形【遺書】にして遺す事は 嘘だらけの世界に真実という美しい証を残す事と 同じと考えた。冴羽にそれを提案し、以降は 遺書屋として活動をしている。 彼にとってこの行為は荒れ地に花を植える行為を同じだ。 醜い嘘のはびこる世界に、真実という花を咲かせたい。 …それが彼の矜持であり、遺書屋を続ける理由だ。

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