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ガーデンオーダー PC作成ツール
鹿島 恭也
ID:1348586
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鹿島 恭也
タグ:
バシコ
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能力値・HP・MP
特性能力:
発火能力
精神投影
風候操作
電磁操作
光波干渉
重力操作
感覚強化
氷結能力
物質転移
身体強化
音響操作
空間歪曲
身体
感覚
知力
意志
魅力
疲労
軽傷
重傷
致命傷
基礎値
ランク
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
15+
ボーナス(合計3点)/ 計
点←
1
2
3
1
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3
1
2
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1
2
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1
2
3
その他修正
成長での修正
能力値
基礎成功率
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成功率への修正
成功率
%
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身体
感覚
知力
意志
魅力
疲労
軽傷
重傷
致命傷
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ライフパス
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ライフパス
名称
効果・解説
経歴
←自由入力
GARDEN
養護
捕獲
事件
警察
防衛軍
協力企業
他の事務局
他の支部
秘密結社
研究所
救出
生活の糧
復讐
正義の味方
大切な人
オーダー
戦闘好き
弱み
潜入
出自
←自由入力
政治権力
資産家
名家の生まれ
医療関係
大企業
研究所
町工場
法の番人
軍人
報道関係
GARDEN
剣術道場
武術家
スポーツ一家
芸術家
施設
普通の家庭
貧窮
帰国子女
結社の一員
経験
←自由入力
戦闘訓練
入門
鍛錬
特殊部隊1
特殊部隊2
入隊
危険物取り扱い
冒険家
マスメディア
警察/探偵
医者
研究員
ライセンス取得
起業
学生生活
マニア
趣味
マリンスポーツ
スカイスポーツ
ハッカー
境遇
←自由入力
平凡
永劫の別れ
長期入院
大事故
死と再生
喪失
殺傷
ニュース
海外生活
大成功
トラウマ
逃走
恋愛
転居
大きな転機
一所懸命
大失敗
親友
約束
記憶喪失
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特性能力
特性能力
判定
対象
属性
射程
コスト
効果など
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インプラント
インプラント
部位
グレード
効果など
合計
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特技
特技
効果など
前提条件
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技能
技能
初期値
配分値
成長分
その他
合計
C値
特性能力
当て身
近接武器
銃器
飛び道具
回避
威圧
運転
運動
応急手当
隠密
解錠
観察
機械修理
交渉
コンピューター
捜索
調査
追跡/逃走
抵抗力
特殊機械操作
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戦闘・武器・防具
武器と防具
種別
常備
P
種別
属性
攻撃
対象
射程
防御力
行動
備考
切断
銃弾
衝撃
灼熱
冷却
電撃
武器
盾
防具
特技等
非使用
武器
盾
防具
特技等
非使用
武器
盾
防具
特技等
非使用
武器
盾
防具
特技等
非使用
合計:
P
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所持品・携行品
名称
単価
個
価格
効果・備考など
所持品合計
pt
価格総計
pt
うち初期作成分
pt
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成長履歴
回
経験点 / 獲得総計
点
メモ(セッションの内容など)
基本経験
ボーナス
獲得計
1
点
点
点
2
点
点
点
3
点
点
点
用途
ランク
特技
技能
能力
アイテム
合計
残り成長点
使用成長点
点
点
点
点
点
点
点
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パーソナルデータ・コネクション
キャラクター名
コールサイン
タグ
スペックカラー
年齢
性別
身長
体重
位置
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
あなたはずるい、と彼女は言った。 大人はずるいんだ、と私は答えた。 いつまでそうするの、と彼女は言った。 可能ならいつまでも、と私は答えた。 いつか後悔するわ、と彼女は言った。 そうだといいな、と私は答えた。 * 二人の出会いはおよそ10年前。 桜井一家が旅行中に災厄――横須賀災厄に遭遇したことがきっかけとなる。 事件当時、桜井響はまだ8歳。それも、オーダーに覚醒していない一般人。そんな彼女を保護したのが、彼――鹿島恭也だった。 防衛軍の一員としてアジ・ダハーカの撃滅及び救助活動に参加した恭也。 そんな彼に桜井響が初めに言った言葉は。 ――何故もっと早く来てくれなかったのか、だった。 その言葉は、彼の心の奥深くに突き刺さった。その感情の名は罪悪感。彼女に対する、申し訳なさ。 いったい誰が責められよう。彼を。もっと早く来るべきだったなどと。 けれど、彼は若かった。あるいは青かった。だから、背負うべきでないものを背負ってしまった。 恭也は頻繁に響のお見舞いに行った。 彼女は災厄で両親を亡くしていた。だから、引き取ることにした。 さしたる理由はなく。ただ、そうしなければならないと思って。 初めは敵意すら見せていた彼女。それでも年月というのは不思議なもので。やがて二人は打ち解けていく。 家族。恭也は、初めて家族というものを手に入れた。 捨て子で、孤児院で過ごした彼にとって。それは、温かいものだった。幸せ、と言ってもいい日々だった。 けれど。 けれど。 その胸中に占めるものの多くは。やはり、彼女に対する罪悪感だった。 彼女との日常を幸福に感じるほどに。これは本来自分のものじゃなかったのだと。自分が感じていいものではないのだと。黒い自分が囁きかける。 彼女の幸福を奪ったのは自分なのだから。本当なら、彼女は今頃、本当の家族と過ごせていたはずなのだから。 意味のない仮定。同時に、意義のある仮定。 二つの心の板挟み。幸せで、それが苦痛で。 ある頃から、響がどこか恭也に対してぎこちなく接するようになった。 彼は、見限られる日が近いのだと感じた。きっと彼女は、自分と暮らすのが苦痛になったのだろうと。 いや、もしかしたら。元々から苦痛でしかなくて。今までずっと我慢していたのではないか。そんなことさえ、思ってしまって。 それほどまでに、彼の精神は摩耗していた。 もしかしたら、二度と彼女に同じような経験をさせないようにと、血の滲むような特訓を重ねていたのもそれに影響していたかもしれない。 結果的に、彼の予想は外れていた。いやむしろ、正反対だったと言ってもいい。 響は彼に、もっと家にいて欲しいと言った。もっと一緒にいたいのだと。 それだけじゃなかった。 彼女は、恭也をただの家族だとは思っていなかった。 好き、だと。家族としてではなく。友人としてでもなく。異性として。 それを、恭也は。鹿島恭也は。 真面目に受け取ることをしなかった。否、できなかった。 それは、罪悪感から。 それは、負い目から。 ――それは、不信感から。 「やめてくれ」と彼は言った。 「そんなことを言わなくても、次はすぐに駆け付けるから」と。 それを聞いて、彼女は何も言わなくなった。 それから彼は、また訓練に打ち込むようになった。 * 光陰矢の如し。あの出会いから、10年の月日が流れた。 二人の関係は未だ変わらず。変化を良しとしなかったのだから当然だ。 彼女との会話をなるだけ避けて。 彼女の言葉を、はぐらかし続けて。 あの日から彼女――桜井響は。それまで以上に、恭也と共に過ごしたがった。愛情を隠さないようになった。 彼は、それが怖かった。 彼女が変わってしまった気がして。それは、彼の求めるものじゃなかったから。 逃げるように。彼は結論を避ける。 4年以上、避け続ける。 ――本当は。本当は、もうわかっていた。 彼女の心は全て本心で。自分に取り入ろうとか、そんな気は一切ないんだって。 それでも、答は出せない。彼女の幸せを奪った自分が、幸せになってはいけないと。 結局のところ、彼は潔癖すぎたのだ。 どれだけ心が騒ぎ立てても。その過去がある以上、前には進めない。後ろを見なければならない。見続けなければならなかったのだ。 大人はずるいといいながら。 本当にずるいのは、彼自身の心。 いつまでも誤魔化せないと分かっていながら。 誤魔化すことでしか生きられないのだ。 だからか、これは。 いくら逃げ続けてきたとはいえ、これは――。 ここまでのことをしてくるというのは、流石に想定の埒外だ。 ……目の前で笑う、彼女――桜井響。しかも、軍服を着て。 何の間違いだと叫びたくなる。 彼女が今年の新入隊で。しかも、私が訓練を施せなどと。 彼女は言う。 「これまでみたいに、簡単には逃がしませんからね?」 * 彼女は控え目に言っても天才だった。 操縦自体はそうでもないものの、銃器の扱いが飛びぬけている。 現時点で、俺を含め、殆どの人間を超えるほどに。 当てるのではなく"当たる"。彼女の撃った位置に、目標が吸い込まれる。 そう錯覚するほどの腕前。 彼女は瞬く間に腕を上げ、恭也と"バディ"を組むことになる。 そこまで来ると何か作為的なものを感じてしまうが、かといって上層部からの命令だ。逆らえるものでもない。 二人一組。息の合ったコンビネーション。 恭也の操縦と、響の狙撃。 彼の居心地の悪さを除けば、その関係は完璧であった。 やがて二人は防衛軍の中でもトップランカーとなっていく。 恭也は知っていた。この戦績の全ては、彼ではなく、響のものであると。 彼女はいつしか、守られるべき対象ではなくなっていた。共に戦う仲間になっていた。 そして、何よりも大切な"ひと"になっていた。 けれど――。 そのことに気づくのは、些か遅すぎた。 * 破滅の時は突然に。 手を伸ばす二人を覆いつくす。 過去類を見ないほどに凶悪のネフィリム――エビス。 その猛威は、繋がりかけた手を強引に引きはがす。 それは、戦闘と呼べるものでは到底なかった。 暴力。殺戮。蹂躙。いずれも適さない。 その惨状を、言葉で言い表すことはできないだろう。 最強と謳われた戦士の攻めは露ほども通じず。 無敵と言われた騎士の守りは一瞬で消し飛んだ。 最速の狩人は背後を取られ。 傷の癒し手は最早力尽きた。 恭也と響。最高のタッグもやはり例外ではない。 縦横無尽に空を駆ける愛機。 しかしエビスは、蠅でも払うような軽さでそれを打ち払う。 その、たった一動作。何でもないような挙動で、あっけなく、戦う手段は失われた。 爆発、炎上。落ちる二人とその愛機。 幸い、というべきか。どちらも即死は避けられた。もっとも、それは助かるということを意味しない。傷は見るからに致命傷。やがて死ぬことに変わりはない。 あぁ、それにだ。 それ以前に、奴の標準がこちらを向いている。 何かが逆鱗に触れてしまったのか。完全に、こちらを消し炭にするつもりだ。 逃れる手段などない。 死は、定めとしてそこにある。 最期の会話。最期まで、すれ違い続けた二人の会話。 それは―― * それは、いつかの焼き直し。 「あなたはずるかった」と彼女は言う。 「他に思いつかなかったから」と私は答える。 「いつまで、そうしてる気でいたの」と彼女が尋ねる。 「もっと、早くやめればよかった」と私は答えた。 「後悔した?」と彼女は笑う。 「後悔した」と私は涙す。 「大好き」と彼女が告げる。 「私もだ」とそれに応えた。 * 破滅の時は突然に。 手を伸ばす二人を覆いつくす。 過去類を見ないほどに凶悪のネフィリム――エビス。 その猛威は、繋がりかけた手を強引に引きはがす。 だが、それでも。 離したくないと二人は叫ぶ。 すべてが終わる、その瞬間に。 二人の心は、繋がった。
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歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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エラーメッセージ
「
ガーデンオーダー
」は久保田悠羅氏およびF.E.A.R.の著作物です。
ガーデンオーダー公式
http://www.fear.co.jp/gorder/