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《通過シナリオ》 ・痴漢バス最終前線 ・インビジブルの慟哭 HO刑事 ・潜熱の解け先(KPC) ・まずは、1から ・ ・ ・ ・ ・ ・ --- 12月20日生まれ/A型/カラーコード：4169E1 一人称：俺/二人称：あんた、おまえ 感度：18/18 胃袋：27/100 眠気：73/100 利き手：左利き 《追加特徴表》 8-7.恐怖症(D)…探索者は育った環境か過去のトラウマか、何らかの恐怖症を抱えている。それにおける弊害はKPと相談して決める事。 12-4.頭が固い…探索者は色んな意味で頭が固い。頭はいいが柔軟な発想が苦手である。INTが1減少される代わりにEDUが2増加する。また、頭突きのダメージに+1。 《恐怖症について》 閉所恐怖症(Claustrophobia) …閉ざされた空間に対する恐怖症。 幼少期家に泥棒が入り込み、押し入れの中で隠れていたところを見つかり揉み合いになったことから。幸い帰宅した父に助けられたものの、知らない人間から理不尽に暴力を振るわれ、無遠慮に身体を触られたことがトラウマになっている。人のいる空間での閉所は比較的平気だが、要素として暗所が加わると完全にパニックになる。 閉所でのSANチェック 1/1d3 閉所+暗所でのSANチェック 2/1d3+1 ▽ ↓↓↓インビジブルの慟哭 HO刑事バレ↓↓↓ 苦労症で人のいい刑事。あまり人を疑わない。 母・冴子は幼い頃に病気死しており、仕事人間だった父・龍司とはほとんど家族らしい会話をしたことがない。寂しい幼少期を過ごした。 そんなとき、自宅でひとり留守番をしていたところを強盗に襲われ、殺されかけたところを父に助けられる。必死の形相で自分を助けようとしてくれた父の姿に自身がちゃんと愛されていたことを知った。父のような警察になりたいと思い始めたのはこの時から。 片親ということもあり、あまり父に迷惑をかけないよう真面目に生きてきた。イイコチャン、と周りに揶揄されることもあったが上手く躱し、それなりにまともな学生生活を送った。学級委員だの生徒会だのと面倒な役に推薦されることもあった。全てそれなりにこなしていったら通信簿がめちゃくちゃ良い結果になっていた。 小学校では5年生の後期から6年生の前期までの1年間生徒会長を、中学校では1年生の後期から3年生の前期までの2年間生徒会長を、高校では2年生の前期から3年生の前期までの1年半生徒会長を務めた。名ばかりではなく、細やかなまとめや声掛けも忘れなかったため、学内で一二を争うほどモテた。 高校のとき、彼女ができた。優しくて気立てのいい彼女だったが、病気がちで、高校を卒業する頃に悪化して亡くなってしまった。付き合っていた時期としては1年半。学生にしては長かっただろうか。けれど高校を卒業したら免許をとって、彼女をいろいろなところに連れていく約束をしていた。彼女が死んだのは、天遙が免許資格取得試験を受けに行った当日だった。つまり、死に目には会えなかった。 ベッドに横たわる彼女の遺体を見て、幼い頃に死んだ母を思い出した。自分の愛した女性の末路は、いつもこうだ。そういう女性を愛しただけなのか、愛したからそういう末路になるのか。その答えはよくわからないけれど、天遙はそれ以来、女性を愛することが怖くなった。 警察学校では優秀な成績をおさめ、その年の最優秀生徒として卒業している。が、天遙と同期で、特に仲の良かった人間は全員すでに殉職している。そのため、天遙の周囲に同期はいない。 また、殉職者のひとりである仲原桐人とは、阿吽の呼吸と言われるほど仲が良かった。 仲原の殉職の理由は、犯人に刺されそうになった天遙昴を庇ったことである。無謀にも犯人の前に飛び出していった彼は、賞賛されることはなく、それどころか「警察官として冷静な判断ができていない」とまで言われた。 一度は警察をやめようかとも思った。けれど、殉職していった仲原たちのことを思うとやめられなかった。 父のことを疎ましく思うことは無い。父は自分の誇りだ。けれど、自分の一挙手一投足が父親の評価に繋がるこの環境に、少なからず息苦しさを覚えていることもまた事実である。 ストレスが直接体調に影響するタイプの人間のためよく体調を崩すが、家庭環境や本人の気質からあまり人に頼ることができない。 特技は身体に負担をかけない嘔吐。 ▽ 病室でベッドに横たわりながら「海に行きたい」と言った彼女の声を、胸から血を流しながら「生きてくれ」と言った彼の声を、天遙は忘れてしまった。あれだけ毎日泣いたのに、もう彼女の声も、彼の声も、天遙の耳には残っていない。 亡くなった当時にはきれいな花がたくさん飾られていた彼女の墓石は、もう天遙以外に手入れをする人はいない。 彼の受けた世間からのバッシングも、とうに過去の出来事として忘れ去られてしまった。 忘れる、とは、こういうことなのだろうか。こうやって、自分も、忘れられていくのだろうか。 恐ろしかった。死ぬことよりも、ずっとずっと、恐ろしいと思った。忘れたくないことを忘れていく自分も、いつか忘れられる自分も。 天遙は誰かの特別になりたかった。たった一人、誰かの記憶に残れたのなら。 それが、天遙昴の唯一の願いである。 ▼ 《関係者》 深海氷香…インビジブルの慟哭HO2/科捜研 →2年前に出会い、その手腕に一目惚れをした。後にとんでもない人格破綻者だったと知るが、一度持ってしまった情のためか以来よく面倒を見ている。 現在天遙昴が積極的に関わりを持ちに行く唯一の人間。死にそうにないから楽なのかもしれない。 天遙龍司…父 →仲原が殉職して以降あまり顔を合わせていない。生きていてほしいので。 天遙冴子(故)…母 天遙が最初に実感した“死”の象徴。天遙昴に「人のために生きなさい」という呪いをかけた。その真意は、“天遙が人を愛すれば、人も天遙を愛してくれる”、という意味だったのだが、天遙は“他人のために生きて死ぬことが存在意義なのだ”と解釈している。この誤解が解けることは、おそらく未来永劫ない。 七瀬ゆり(故)…高校時代の元恋人 →病気がちだった。海が大好きで、いつか天遙と海に行きたいと天遙によく零していた。彼女の夢は叶うことなく、逝去した。 彼女の死後、彼女の両親は心を病み自殺している。 仲原桐人(故)…警察学校時代の親友 →天遙を庇って殉職した警察官。天遙が自分の人生を犠牲にしようとするきっかけになってしまう。天遙のことを愛していた。 彼の死後、女手ひとつで彼を育ててきた彼の母親は天遙を恨み、葬式に出た天遙に罵声を浴びせた。「もう二度と、うちの敷居を跨がないで」と。その一年後にその母も病死した。 https://charasheet.vampire-blood.net/3929856 ▽ 【PC1】 HO1 ： あなたは刑事だ。 秘匿HO ： あなたの父親は来年、 定年を迎える予定のベテラン刑事だ。 あなたは父親に憧れて刑事になったが、 何処へ行ってもついてまわる父親の影を少なからず重荷に感じている。 あなたは優れた射撃のセンスを持っている。〈拳銃〉 の初期値は50%とする。 ※中年の探索者を創造したければ、 NPCを 『兄』へ変更してもよい 【NPC】 ・ PC1の父親 （名前は自由） 県警のベテラン刑事。ノンキャリアで、 現場百遍がモットー。 妻を病で亡くした寂しさを紛らわすように地元から離れた県警へ異動し、 現在は後進の育成に精を出している。 階級は警部補。 ▼ 《イメージソング》 メリュー/n-buna ＿＿＿もういっそ死のうと思えたなら僕はこうじゃなかったのだ 《花ダイス》 23.桜（さくら） 「精神美」「規律」 決して曲がらない強い心。全てに厳しく、全てに優しい。だがそれゆえに折れたら立ち直れるかは分からない。誰よりも強くて、弱い。それが貴方。

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