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気弱なD.O.K.Heimdallr職員。 役職階級はDで最下層の調査員。 一人称は水無瀬。誕生日は9月28日。 引っ込み思案な性格だが、困っている人間は放っておけないお人好し。 とにかく人の役に立ちたいという想いが強く、日々奔走している。 性格上、人と話すのが苦手でいつもおどおどしており、特に年上の男性と話す時は緊張してまともに喋れなくなる。 しかし、一度打ち解けると素直に甘えてくるようになるなど、やや子供っぽい一面もある。 戦闘時は、普段の臆病さからは想像もつかないほど勇敢になり、どんな敵にも全力で立ち向かう。 銃の扱いに長けており、その腕はかなりのもの。 また、ナイフを使った近接戦や弓による遠距離攻撃も可能であり、状況に応じて臨機応変に対応することができる。 今回の『Registration Number：3333』の調査任務では、偵察記録や荷物持ちを担当することになった。 他の調査員の足を引っ張らないように頑張りたいと思っているものの、まだまだ未熟なため迷惑をかけてしまうのではないかと不安を感じている。 スマホの検索履歴には『記録 素早く取る方法』や『荷物持ち プロ』といった言葉が残っている。 ◆特徴表：大切なもの(D) 他人には価値のないものだが、大切な品物をいつも身に着けている。失った時には1/1d8正気度ポイントを失う。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 幼い頃の記憶が曖昧で、白い部屋にいたということ以外はほぼ憶えていない。 そのためか、自分という存在がひどくあやふやなもののように感じて、時折強い恐怖に襲われることがある。 しかし、いつどうやって誰に貰ったかは覚えていないが、どうしても手放すことができない腕輪。 そして何より、「彼」がいつも共にある、見守ってくれているという安心感が、水無瀬の支えになっている。 彼はいつも、自分より他人を優先する優しい人物だった。 人とまともに会話もできない、目を合わせることすらできない水無瀬にも優しく接してくれた。 不安な時も「大丈夫」と水無瀬の頭を撫でてくれた。 いつだって笑顔を絶やすことなく、美しい杜若色の瞳で見つめてくれた。 水無瀬はそんな彼のことが大好きだった。 彼が傍にいてくれるのならば、何も怖くなかった。 だから──あの日、彼とお別れするなんて嫌だと受け入れる事が出来なかったのだ。 彼はもう頭を撫でてはくれないけれど。 それでも、水無瀬が死ぬまでずっと傍にいてくれるから。 鏡を覗けばいつでも美しい彼に会えるから。 この杜若色が水無瀬に幸せを与えてくれるから。 これから先も、貴方を想いながらこの世界で生きていくことが出来るだろう。 『Registration Number：3333』の第一発見者であるピルゴスさんは、『Ollerus』で共に働いていた知り合いだ。 度々空回り、友達が少ない水無瀬にもよく声をかけてくれる優しい人……なんだか彼と話していた時のことを思い出して少し懐かしくなる。 今は職場が違うけど、電話やメール等を送ってくれることが多く、気にかけてくれているのかもしれない。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 通過シナリオ ・万里を超え往きて HO1

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