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私立探偵を自称する大学１年生。 いわゆるアホの娘。勘とセンスで生きてる野生児。 高校で新聞部だった影響から、記者になることを夢見ている。 「浮気調査とかしてれば私にも文○砲が撃てるのでは！？」という謎の思い込みのもと、探偵事務所に雇ってほしいと押しかけた。 当初は当然追い返されたが、「これは探偵としての資質を試されているに違いない！」という暴力的ポジティブ思考のもと、探偵の必須技能と思しきピッキングを習得。連日鍵を壊して事務所へ侵入し、嬉々として所長にアピールを行う。 結果、泥棒になる前に探偵にしてやらないとまずいという危機感を先方に与えることに成功し、探偵見習いとして働くことに。 比較的小柄な体格、また絶妙に開花してしまった鍵開けの才能から、隠れての調査にはそれなりの自信がある模様。 ピッキング技術の副産物として、簡単な機械修理の方法も身につけている。商売道具であるカメラの修理が得意。 記者を志すだけあって出鱈目な口八丁で場を乗り切る勢いはあるものの、頭を使うことはとにかく苦手なため、調べものについては絶望的。 典型的な「口を開かなければ美人」タイプ。単純で、呆れられやすいが好かれやすく、好かれやすいが呆れられやすい性格。 外見自体は可愛らしく好ましいものの、内面の残念要素からAPPは10に収まっている。 探偵業に励むのは、単純に「隠れたものを探し当てるのが楽しいから」。 記者を目指すのは、単純に「楽しいことをみんなと分け合いたいから」。 考えるより先に体が動く彼女には、繊細な思慮によって得られる相手のプライバシーへの配慮がない。 眼前の相手への純粋な思いやりは持ち合わせているが、その場にいない相手の心を思い遣るだけの知性はない。 結果、自分の行動によって誰かが傷ついていることを、手遅れになるまで気づけない。 自分の興味に夢中になり、追いかけ、他方で何を踏みにじっているかは顧みない天性の加害者。 そして、とても優れた記者。

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