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◆設定① “超高校級のモルモット”の肩書きを持つが、これといって凄い特技があるわけではなく、人と違うところといえば体が少し丈夫なくらい。 性格は基本的に温和かつ事なかれ主義で、他の生徒とは普通に会話するが、個性的な面々には振り回されることも。 過去の記憶は殆どなく、自身の才能についても殆ど覚えていない。自身の元々の性別が男だったという確信があるのだが、何故か現在肉体は女のものになっている。その他にも自身の身体には微小の違和感がいくつかあり、忘れている過去や自身の超高校級の才能と関係するのではないかと考えている。 ____________________________________________ ◆設定② 自身の才能について覚えていることは殆ど無いが、本人は“超高校級のモルモット”の名の通り「この学園に来るまでは実験動物のような扱いを受けていたのではないか」と推察しており、実際どのような境遇に置かれているのかは分からないが、学園から脱出しても外の世界に自分の居場所は無いのではないか...と不安を抱いている。 しかし、学園について調べるなど、今やるべきことや考えるべきこととは切り離して考えることができるため、そういった不安は胸の内だけに留めている。 ____________________________________________ ◆設定③ 自分は絶対に男だったはずだという確信はあるのだが、実際問題今の外見は何故か女そのものであり、これを他人にどう説明したものか、信じてもらえるかどうか、というか第一印象でおかしいヤツだと思われないだろうか...！？と考え込み、話すタイミングを見計らっていたら完全に機を逃してしまった。どうしよう。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ・以下、『zodiac school』通過後設定↓ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ◆設定④ ゾディアックスクールにて記憶を取り戻し、仲間たちとの協力により学園からの脱出に成功した。 思い出した過去は受け入れがたいものだったが、あの学園生活を共に生き抜いた仲間を支えたいという思いから、強く自我を保っている。 現在は追手から逃れるために身を隠しつつ金策に出たりなど、初めての自由な生活に悪戦苦闘しつつも楽しんでいる。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ◆出生~入学までの過去 暗殺一家である孳の家に次男として生まれた。 上には姉が一人いた。 姉は弟である孳沙久よりも遥かに暗殺者として優秀であり、必要な素質を備えていた。そのため、後継は姉になるだろうとされており、弟である沙久は家業に縛られずある程度の自由を与えられていた。姉が突然自殺するまでは。 姉に代わり、後継になるための過酷な訓練を受けるが、完璧とまで言われた姉と才能のない自分では天と地ほどの差があった。両親は次第に諦め始め、沙久に後天的に才能を付与するための実験を計画する。 暗殺者として必要な能力を付与するために様々な薬品を投与され、身体を好き勝手に弄り回される日々が始まる。常人ならば耐え難い苦痛となるが、偶然にも薬物への耐性があり身体が丈夫であった沙久は実験に耐え続けることができた。研究員たちは嘲笑と共に沙久のことを『超高校級のモルモット』と呼ぶようになった。以下が実験内容となる。 ・ドリームランドの門を開く方法を所持しており、そこから入手した生物や植物に関する研究を行なっていた研究者たちによって、ズーグと呼ばれる生物の一部を移植される。これによって、隠密行動のスキルや観察眼を手に入れる。また“群れの仲間”と認識した人間を守る際に、強い身体能力が発揮される性質を得る。 ・薬品の影響で感覚が過敏になり、周囲の状況に気付きやすくなる。 ・本来姉が入学する予定であったゾディアックスクールへ、姉の代わりに入学するために、性転換のための薬品を投与される。

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