タグ： しょうごはん 1920アメリカ

カナダ・オンタリオ州出身の猟師。従軍経験者。 母語は英語・血筋はフランス系であるが、幼い頃にオジブワ族の男に山で助けてもらい、その後もいろんなことを教えてもらったことから先住民族にはかなり好意的。大人たちに教わりながら狩猟に己の生きる場所を見出したのもこの頃であった。 第一次世界大戦が始まると、恩人がカナダ海外派遣軍に参加したことから、その後を追うように志願。前線に配属され、幸運にも致命傷を負うことなく過酷な西部戦線の戦いを生き延びる(なお彼女個人の戦果はそれほどでもなかった)。 初めは男性のように振る舞っていたが、やがて女性であることは周知の事実となっていった。部隊内では女性というよりは子供扱いという方向で“可愛がられて”いたようである。 先住民族への尊敬の念はカナダ海外派遣軍の狙撃手でオジブワ族出身のフランシス “ペギー”・ペガァマガボウの活躍を目にしてから更に強くなった。一方で、一足先に従軍していた恩人とは戦場で再会することはないまま終戦を迎える。彼がイープルで戦死していたことを知ったのは故郷に戻ってからのことであった。 母親から読み聞かせてもらった「赤ずきん」の物語を聞いて、彼女は後から現れた猟師のように赤ずきんがライフルを持っていれば食われずに済んだはずだと、そういう結論に至り、戦場から戻った後も彼女は肌身離さず愛銃を持ち歩くようになった。 彼女の言葉が全米ライフル協会に多大な影響を与えたことはあまりに有名である。[要出典] それから彼女は山に入るとき、他者からの視認性を意識してか赤い頭巾やそれに準ずる外套を身につけるようになった。周りからの渾名が「赤ずきん」になったのは当然の成り行きと言える。

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