タグ： 永久の一日

四六時中友達の「ユウ君」と一緒にいる。 オカルト部に所属したのは，友達がみんなに見えないのが謎に思い，解明するため入部した。 基本的にオカルト的なものは信じていない。 何故か怪我が絶えないので保健室によく顔を出す。保健の先生と仲いいのもあって保健委員に。 県外にある実家のおばあちゃんからお札の作り方を何故か教わったが，自分では使う機会がないだろうと思いながら過ごしている。 何かに引きずられたり肩をつかまれる感覚から転んだりして，マラソン大会などはビリである。 NPC二人とはなんかいい感じの何かしらが見えるからこの人達なら「ユウ君」を救える，話ができるかもという思いで慕っている。入部してからはなんか悪いことが起きなくなっていることにやっぱり二人はすごいなぁって思っている。 特に悠木に関しては自分だけかもしれないが，誰も信用してくれない話に親身になってくれたりしている影響から親友に思っている。 10年後 卒業式以降、ユウ君とは会えていない。唐突にいなくなった親友に困惑を感じながらも、友人にどこに行ったかを聞いたところある場所に行くといいと言われる。親友がいなくなった謎を解明するため、谷人は勧められた青森県の奥地「恐山」へと向かった。 その後は、山付近の大学に通いながら、ユウ君に会うために山へと通った。そんな生活が続いて数年。会えずに気づけばまた卒業の年を迎えていた。卒業式の日、いつものように山へと向かい、ふとこんな声が聞こえた。「親友に会いたいのなら、東京の○○大学に行くことだ。そこで超心理学科の教授と関わると良いだろう」と。谷人は、その声に縋る思いで、東京の大学へと足を運んだ。 ユウの存在を証明するために、今は研究を続けている。 大学は大きな病院の隣にあり、庭みたいなところで考え事をしながら呆けている。

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