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夜空 アキラ(よぞら あきら)
ID:4426549
MD:d45d535293ff734f1b6c44cb55cd10ac
夜空 アキラ(よぞら あきら)
タグ:
UGNチルドレン
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能力値・HP
肉体
感覚
精神
社会
HP
侵蝕
行動
移動
シンドローム:
エンジェルハィロゥ
バロール
ブラックドッグ
ブラム=ストーカー
キュマイラ
エグザイル
ハヌマーン
モルフェウス
ノイマン
オルクス
サラマンダー
ソラリス
ウロボロス
アザトース
シンドローム2:
エンジェルハィロゥ
バロール
ブラックドッグ
ブラム=ストーカー
キュマイラ
エグザイル
ハヌマーン
モルフェウス
ノイマン
オルクス
サラマンダー
ソラリス
ウロボロス
アザトース
オプショナル:
エンジェルハィロゥ
バロール
ブラックドッグ
ブラム=ストーカー
キュマイラ
エグザイル
ハヌマーン
モルフェウス
ノイマン
オルクス
サラマンダー
ソラリス
ウロボロス
アザトース
ワークス分→
←ワークス分
作成時ボーナス / 初期能力値:
1
2
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3
成長での修正
その他修正
能力値
肉体
感覚
精神
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HP
侵蝕
行動
移動
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ライフパス
ライフパス
名称
効果、解説
ワークス:
小学生
中学生
高校生
不良高校生
大学生
フリーター
教師
主婦・主夫
UGNチルドレンA
UGNチルドレンB
UGNチルドレンC
UGNエージェントA
UGNエージェントB
UGNエージェントC
UGNエージェントD
UGN支部長A
UGN支部長B
UGN支部長C
UGN支部長D
刑事
鑑識
弁護士
防衛隊員
傭兵
研究者
教授
看護師
医者
政治家
ビジネスマン
エグゼクティブ
水商売
商店主
宗教家
探偵
ボディガード
ドライバー
ヤクザ
マフィア
泥棒
ネゴシエーター
暗殺者
占い師
アーティスト
歌手
俳優
奇術師
アスリート
格闘家
記者
アナウンサー
プログラマー
ハッカー
何でも屋
情報屋
工作員
レネゲイドビーイングA
レネゲイドビーイングB
レネゲイドビーイングC
レネゲイドビーイングD
イヌ
ネコ
ネズミ
ウサギ
トリ
サル
ヘビ
シカ
ゾウ
イノシシ
カエル
トカゲ
その他A
その他B
その他C
その他D
幻想動物A
幻想動物B
幻想動物C
幻想動物D
オカルティスト
作家
探検家
動画配信者
超心理学者
考古学者
古物研究家
ディレッタント
詐欺師
古書店主
技術者
船乗り
ハンター
農家
地主
ホームレス
放浪者
入院患者
自営武装団
カヴァー:
覚醒:
死
憤怒
素体
感染
渇望
無知
犠牲
命令
忘却
探求
償い
生誕
衝動:
解放
吸血
飢餓
殺戮
破壊
加虐
嫌悪
闘争
妄想
自傷
恐怖
憎悪
出自:
経験:
邂逅:
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エフェクト
エフェクト
SL
タイミング
判定
対象
射程
コスト
制限
効果など
クラスなど
ワーディング
★
オート
自動
シーン
視界
-
-
非オーヴァードのエキストラ化
初期
リザレクト
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2
3
気絶時
自動
自身
-
[SL]d
100↓
コスト分のHPで復活
初期
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イージーエフェクト
イージーエフェクト
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技能
初期習得
技能名
SL
修正
判定値
参考
能力
技能
白兵
回避
運転
射撃
知覚
芸術
RC
意志
知識
交渉
調達
情報
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戦闘・武器・防具
武器・コンボ名
値段
命中値
G値
攻撃
力
射程
その他
技能
能力置換
補正
計
白兵
射撃
RC
運転
交渉
置換なし
肉体
感覚
精神
社会
最大能力
2番目の能力
r+
白兵
射撃
RC
運転
交渉
置換なし
肉体
感覚
精神
社会
最大能力
2番目の能力
r+
白兵
射撃
RC
運転
交渉
置換なし
肉体
感覚
精神
社会
最大能力
2番目の能力
r+
白兵
射撃
RC
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交渉
置換なし
肉体
感覚
精神
社会
最大能力
2番目の能力
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合計
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防具
価格
装甲
回避
行動
その他
能力値/修正値
合計
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
所持品合計
pt
武器・防具・装飾品の価格合計
pt
初期財産ポイント:
現在の財産ポイント:
価格総計
pt
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ロイス
カテゴリ
対象/名称
好意
悪意
効果・備考など
-
D
S
ロイス
←自由選択
傾倒
好奇心
憧憬
尊敬
連帯感
慈愛
感服
純愛
友情
慕情
同情
遺志
庇護
幸福感
信頼
執着
親近感
誠意
好意
有為
尽力
懐旧
←自由選択
侮蔑
食傷
脅威
嫉妬
悔悟
恐怖
不安
劣等感
疎外感
恥辱
憐憫
偏愛
憎悪
隔意
嫌悪
猜疑心
嫌気
不信感
不快感
憤懣
敵愾心
無関心
-
D
S
ロイス
←自由選択
傾倒
好奇心
憧憬
尊敬
連帯感
慈愛
感服
純愛
友情
慕情
同情
遺志
庇護
幸福感
信頼
執着
親近感
誠意
好意
有為
尽力
懐旧
←自由選択
侮蔑
食傷
脅威
嫉妬
悔悟
恐怖
不安
劣等感
疎外感
恥辱
憐憫
偏愛
憎悪
隔意
嫌悪
猜疑心
嫌気
不信感
不快感
憤懣
敵愾心
無関心
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←自由選択
傾倒
好奇心
憧憬
尊敬
連帯感
慈愛
感服
純愛
友情
慕情
同情
遺志
庇護
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信頼
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尊敬
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慈愛
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純愛
友情
慕情
同情
遺志
庇護
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誠意
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嫌悪
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尊敬
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慈愛
感服
純愛
友情
慕情
同情
遺志
庇護
幸福感
信頼
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親近感
誠意
好意
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尽力
懐旧
←自由選択
侮蔑
食傷
脅威
嫉妬
悔悟
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恥辱
憐憫
偏愛
憎悪
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嫌気
不信感
不快感
憤懣
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慈愛
感服
純愛
友情
慕情
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遺志
庇護
幸福感
信頼
執着
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憎悪
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純愛
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同情
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好意
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恥辱
憐憫
偏愛
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猜疑心
嫌気
不信感
不快感
憤懣
敵愾心
無関心
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成長履歴
回
経験点 / 獲得総計
点
メモ(セッションの内容など)
達成経験
侵蝕ボーナス
ボーナス
獲得計
1
点
点
点
点
2
点
点
点
点
3
点
点
点
点
初期作成時の経験点は手入力可能。基本値より少ない場合は必ず入力すること
能力値
エフェクト
技能
合計
使用
点
点
点
点
初期作成時経験点
点
合計
点
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パーソナルデータ
キャラクター名
コードネーム
タグ
種族
年齢
性別
身長
体重
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
■備考 速さに特化したエフェクトは訓練生時代に磨いた物。 彼は自身の生存戦略を速さに賭けたのだ。 当人も自覚していないがその速さならば 仲間の危機にも駆け付けられるという想いがあった。 ■アイテムの譲渡 思いでの一品→アカーシャ(天河 聖)に譲渡 訓練生時代の仲間との集合写真の入ったペンダント。 三日月の形の髪飾り→天河 聖 この世界の終わりが来ても いつかきっと出会える目印になると信じて。 そんな誓いのプレゼント。 ■経験点 キャンペーン途中参加初期配布点:60点 『アカシックレコードは非日常に夢を見るか?』:達成経験+侵蝕ボーナス=16+5=21点 『逆夢のフェアリィテイル』:シナリオ点+侵蝕ボーナス+Sロイス=21+5+5=31点 『鏡の中のトロイメライ』:シナリオ点+侵蝕ボーナス+Sロイス=17+4+5=26点 『マザーグース・ナイトメア』シナリオ点+侵食ボーナス+Sロイス=21+3+5=29点 『夢喰いラボラトリー』シナリオ点+侵食ボーナス+Sロイス=19+3+5=27点 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ♦序章 暗い世界にも明かりはあると信じていた。 地獄の中でも生きてさえいればいつか救われる日がくると信じていた。 その驕りが彼にとっての星の喪失として返ってくるまでは。 ただガムシャラに駆け抜けてきた。 周りを見る余裕はなかった。自分が生きるのに必死だった。 その言い訳は後悔として残り続け、二つのエフェクトとして顕現した。 人を守るための唄と可能性を秘めた因子。 守りたい者を失ってから得られるとはなんという皮肉か。 しかし今日も彼は日々を生きていく。 絶対に生き残る、その誓いが胸に残り続ける限りは。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ②2章『アカシックレコードは非日常に夢を見るか?』 恨まれていると思っていた。 間に合わなかった自分を、末期の願いをかなえられなかった事を。 しかし、決して聞けなかったと思った答えは確かに伝えられた。 誓いは果たされていたのだと。 メッセンジャーは確かに人ではなかったのかもしれない。 それでも、彼女は確かに自分に救いを与えてくれた恩人なのだ。 恩返しはまだ済んでいない。これから苦難の道を歩むであろう ヒカリに似た彼女を守るため 新たな門出を、この新天地で歩んでいこう。 懐かしき家族(しんゆう)のいるこの場所で。 …そう、信じていた。自分は未だ、地獄の中にいるというのに。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ♦3章『逆夢のフェアリィテイル』 最初は迷いの中にいた。 親友の必死な懇願に、応えたいという自分と その先に未来がないと親友の間違いを正したいという自分が居た。 迷いを晴らしてくれたのは聖だった。 自分のわがままな思いを後押ししてくれたから 一歩を踏み出せた。 そしてUGNの仲間達も俺の親友を、家族を救うために尽力してくれた。 ツバメも、ユヅルも無事に救えた事。 すでに犯した罪は重いもののこちらの想いも汲んでくれた事。 俺は、この恩を決して忘れない。 目を覚ましたユヅルと、ツバメ…あの二人とまた昔のように語り合う中で 俺はようやく新しい一歩を踏み出せそうだと笑う事ができた。 まずは受けた恩を返そう。聖とUGNの仲間のために自分の力を使いたいと改めて思えた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ♦4章『鏡の中のトロイメライ』 ユヅルも退院し、俺の日常は確かに守られたと実感した。 その先に待っていたのは…ケルベロスという新たな脅威とこの世界の真実。 この町を守りたいというヨハネの想いは理解できた。俺にも大切な人がいるから。 多くの人を救い、自分達の安全を確保するというNULLの提案も理解できた。それは確かに一つの正しさと公平さだろう。 俺は、俺たちは確かに起こりうる犠牲を天秤にかけてこの決断を行ったのだ。 そこに後悔がないわけじゃない。この町に愛着もある。知り合った人たちもいる。 それでも、俺は俺を救ってくれた人の大事な人を犠牲にして前に進もうとは思えなかった。 この世界の真実についても驚愕しかなかった。 特に俺が強く思ったのは…聖の事だ。 俺を救ってくれた彼女の存在は、あまりにも特殊だ。 故に、俺は彼女が消える可能性がどうしても恐ろしかった。 だから残酷な事かもしれないと思っても聞いてしまった。何も望むことはないのかと。 彼女の答えは俺を諦めさせるためのものだったかもしれない。 それでも、また会える方法を探すと誓った。 きっと見つけてみせると。この新たな、ささやかな約束をこそ…叶えてみせる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ♦5章『マザーグース・ナイトメア』 ケルベロスが他の支部により討伐されたと報告を受けて得られた束の間の平和。 そんな折、この世界にもバレンタインシーズンがやってきた。 今まで施設生活やリハビリでまともな日常を送れなかったのもあり、 今回の平和なイベントにどこか心浮き立つ自分がいるのを感じた。 松風さんや神楽さんにイベントの事を教えてもらって間もなく マリーさんからチョコレートに異常が起きるという事件の事を聞いた。 この世の物とは思えない凄まじいまずさのチョコレート。 確かにこんなことが世に広がれば混乱は免れない。 それ以上に、皆にとっての大切なイベントを守りたい。そんなマリーさんの意見に心動かされた。 地獄のようなチョコレート作成。そして命をかけた試食。阿鼻叫喚の有様だった。 この騒動は一部の民間にも及んでおり、アルバイトをしていた聖にも影響があったほどだ。 その解決のためにまたチョコを食べたのも、また必要な事だった。…二度とやりたくはないが。 原因究明が進むたびに出てきた駄洒落にしょうもなさを感じつつも 敵はバグが起きてるとはいえどこの世界のシステム的絶対性を持つ獣。 苦戦の末になんとかこのバレンタインイベントを死守できた。 このイベントが大切な人に物を送るのが発祥と聞き、心の中に聖の姿が浮かんだ。 ヒカリのメッセージを届けてくれた事 俺がツバメを助ける方法に迷った時に背中を押してくれた事 彼女に受けた恩はとても大きい。そして、どこか惹かれている事も感じていた。 だからこそ、彼女が例え現実に存在しないとしても見つけると約束した。 そんな誓いを守りたいからこそ思いを形にしたかった。 月の形の髪飾り。 商店街を歩いた際にこれが妙に目についた。だからこれを彼女に渡した。 これが彼女と俺を繋ぐ絆となることを祈って。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ♦6章『夢喰いラボラトリー』 世界の歪みは治らない。それでも日常は流れていく。 聖と過ごす買い出しで送った髪飾りをつけてくれている事に 照れくささと安らぎを感じた時に彼と出会った。 『日常に憧れないか?』その言葉はどこか自分に深く刺さった。 それでも想いを繋いでくれた人達がいるから今がある。 だからこそ、ありえたかもしれない平穏を否定した。 そして突然の変貌。なすすべもなく聖を攫われた。 焦る気持ちのままに取引に応じ、彼と再会したのだ。 『坂木定介』 訓練所の教官。力を鍛えてくれた人。…ヒカリを殺した男。 情けない事にどこか怯えが残っていた。また、俺は失うのではないかと。 今度こそは引けなかった。そうでないなら俺は本当にヒカリに顔向けできない。 支部の仲間達と合流し、決着をつけるために坂木教官の元へと向かう事となった。 そこで、俺は俺の知らない事実を知った。 矢吹支部。ケルベロスを止めるために命をかけた人達。その想いを。 そこにはこの世界でできた友が居た。犬崎。大鳳。御崎。中の良い3人組だった。 その関係性にどこか訓練所の仲間達を思い出した。だからこそ気になったのかもしれない。 だから驚いたんだ。一般人の彼らが、俺達の行動の結果残ったケルベロスを倒すための犠牲になったことに。 そしてどこか勇気づけられたんだ。迷いながらも意志を通し奇跡を起こした彼らに。 夢喰いもそこで倒すことができた。彼の示す道とは相いれなかったけれど。 それでも、彼の問いは胸に留めていこう。そう思えた。 皆と合流し、俺たちはついに坂木教官と対峙する。 そこで教官は聖杯と賢者の石を使い、さらに強大な存在となった。 正直俺は、聖を犠牲にされたと思い込んで一度感情に飲まれた。 それでも、そんな時でも助けてくれた仲間の事を思い出して踏み留められた。 きっとなんとかできる。まだ間に合うと…今度もそうしてみせると思えた。 戦闘は熾烈を極めた。何度考えてもギリギリの戦いだった。 戦いの中で教官の本当の想いにも触れた。…やはり相容れるものではなかったけど。 それでも多くの事を学んだのは確かだった。何をするべきか…その言葉だけはその通りだと思えたから。 俺はあなたがいなくても何かを為して見せる。そんな想いと共に”先生”と決別した。 全てが終わったと思った。聖も救出でき、ひと段落ついたと。 だが、悲劇は終わらなかった。…フィーアさんが死んでいたのだ。 そこでまた一つの決断を迫られた。聖杯の力でフィーアさんを蘇らせる。そんな選択を。 聖が自分の欲求を持った事は嬉しい。その感情も理解はできる。 …ただ、それが彼女の消滅を意味するのなら受け入れられなかった。 支部の皆とナルの協力もあり、フィーアさんは無事に復活した。 事態がひと段落し、日常に戻ったからこそ俺は自分の感情に戸惑った。 自分のいまだ残る弱さに情けなさを感じるも、聖はそれも正しい事を受け入れてくれた。 だからこそ難しいんだろう。この世界はもうじき終わる。 全てが終わるとき、俺は自分の感情にケリをつけられるだろうか。 また、迷いがすべてをダメにしないか。それが気がかりだった。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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