タグ： 文照

職業技能→古物研究家(2010)ベース 趣味技能→回避、隠れる、聞き耳 逃げ隠れして生きてきた名残 体長は180cmくらい 尻尾の毛がもふもふなのでそれを含めると長さ2ｍくらい 百舌(もず) 白くてふわふわしたイグアナと狐を混ぜたみたいな見た目の生き物。自分の見た目が嫌で嫌で、体を大きな布で覆い隠し、そこから複数本の手だけ覗かせている。 人間が好きで、人間の文化の勉強を彼なりに頑張ってきたため人間の言葉を使うことがそれなりに上手い。人間に合わせた言動を積極的に行いたがる。どこか紳士的だが人懐こく甘えたがり。 自身の価値観が人でないことが嫌で仕方がない。しかしなにがどう人間と違うのかわからない。容姿と、それと内面的な事なのか、それがさっぱりわからない。人間になりたい、そして人間らしく生きたい。 自覚している限りで300年以上、もしくはそれよりも長く生きてきた。それ故戦争も見、疫病で死にゆく人も沢山見た。そうして人間の幸せはなにかを自分なりに考えたとき、見送る人が存在することだと考えた。(人間の一生の中の営みの中の幸福を細分化できるほど理解がなく、結果的に最後の瞬間に焦点を当てた。)だから、HO人間の葬式を自分がしてあげたい。幸せにしてあげたい。最後の瞬間まで、自分が寄り添ってあげていたい。他の何物からも守ってあげたい。 また人間好きが転じて人間の｢好ましい相手｣に対する対応が好き。人間の気に入ったものに輪っかを嵌める習性など。特にお気に入りの左手によく輪っかを嵌めているのを見て一時期人間の左手集めをしていた。HO人間にもお気に入りの左手をあげたい。 今まで殆ど誰とも、無論人とも話した経験がない。故に知性だけ成熟し、その他のものが一切成長していないように見える。難しい言葉を扱えるだけの幼児のようなもの。大人びた言葉の節々に、どこか成長しきっていないような違和感がある。子どもが無理に難しい言葉を使っているように見えるかもしれない。 腕収集など、暴力の悪性を理解していない。好奇心で人を害し、それが迫害される原因の一つだとはわかっていない。まともに話してくれる人間が居ないことを嘆くが、人間から見れば自業自得に映る。彼にとっては当然のことを当然のように行っており、そのすれ違いを教えてくれる人もいない為ずっとそうやって生活してきた。 誰も良し悪しを教えてくれなかった。故にある意味人外らしく、人を害するものらしく生きてきた。優しさが無いわけではないが、根本は人外であり、価値観を学んだとてやはり相容れはしないだろう。在り方が害虫と同じ。息をし、生きていくために必要なことを行えば人に害が及ぶ。害を及ぼさなければ満足に脚も伸ばせない。それがわからず、ずっと人間と何が違うのか考え続けている。究極のないものねだり、鳥になりたいとわがままを言う子供。人間でないからこそ、無垢に、生まれたそのまま汚れず生きてきてしまった生き物。 ｢わたしは百舌。貴方のことを、ずっと待っていた｣ ｢貴方の葬儀を、わたしにさせてくれないか｣

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ