タグ： ざっそう

「私は、空が好きなんです。だって、ずっとそこに広がっているから」 「すみませんが、道を教えてくれませんか。この通りを歩けばいいはずなんですが……おかしいですね？」 眼鏡を掛けた、身長の高い細身の女性。達観した発言や雰囲気から、よく落ち着いた印象を持たれる。なお、研究室にはあらゆるものが散乱しているが、本人はそれらの物の配置をほぼ完璧に把握しているため、特に片付ける必要性がないと思っている。また、最近になるまで自分一人でいろんな場所に行ったことがないため、やや方向音痴気味である。 生後間もなく成人に至るまで身体が弱く、幼少期に至っては車椅子での生活を余儀なくされていた。従兄妹の双子（星宮昌・星宮朋）とも仲良くしていたが、彼ら二人や他の同級生のように満足に動かせない自分の身体に嫌気が差すことは多かった。 入退院を繰り返していた彼女にとって、空を見上げる時間は特別だった。空を見上げて流れる雲を見たり、輝く夜空を見たりしていれば、自分の悩みなんて小さいものだなと思えたからだ。また、そんな彼女が折に触れてよく眺めていたのが、宇宙に関する本だった。宇宙のルーツや起源、太陽系やそれ以外の宇宙には何があるのか……。知識欲は尽きることなく、やがて彼女は宙に興味を抱くようになった。少しずつ他の人達と同じように動けるようになる中で、無理をしながらも勉強をした末、呼声大学の理学部天文学科に進学して大学院に入り、現在同大学学科の准教授として研究を進めている。 経歴（※▼印=KPCとして参加）

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ