タグ： 片鱗 ロスト

･職業技能 回避→殴る、蹴る等の暴行から逃げる為。逃げきれなくても急所を避ける位はしたい。酒瓶が飛んできたりするの普通に危ないし。 応急手当→顔を傷つけるとお母さんに「おしおき」をされるから 隠す→傷を隠す為にコンシーラーで誤魔化したり、趣味を知られないためにバイクを近所の適当な場所に隠している為。(高価なもの持ってたら取られるかもだし)あと殺人鬼を匿う時にも使うことになるのかもしれない。知らん 隠れる→気配を消す、静かに嵐が過ぎるのを待つ為の隠れる。クラスでも家でも必須。目立つと何されるか分からないし。 聞き耳→危険を察知したら逃げ出せるように 忍び歩き→言い争いが起こったらそっと家から抜け出せるように 図書館→本を読んでると比較的何も言われない/絡まれないからよく読んでる。買うお金は無いから図書館から借りてる 目星→危険な時にその場から逃げ出せるようによく周りを見ている ･興味技能 写真術→趣味。いいなと思った風景をスマホで撮ってるだけだけど 目星→いいな、と思う場所を探す目星。あんまり見つからない 運転(普通二輪)→家を出た兄から貰ったもの。2人だけの秘密だ。免許を取って乗れるようになった。 一人称 私 二人称 〇〇さん 三人称 諸々 設定 ･静かな子。自発的に話さない。話してくれる人が居ないから ･趣味は写真を撮ること。カメラは持っていないのでスマホで撮ってる ･顔がいいので高一の時によく告白されてた。全部断ってたら「調子に乗ってる」って虐められている ･顔に傷がつくと母から「おしおき」をされる。瓶や缶が飛んでくる家では顔の擦り傷なんてしょっちゅうだからバレないか常にひやひやしてる ･バイクは兄から貰ったもの。本体は家から少し離れた駐輪場に停めてる。バイクの鍵は肌身離さず持ってる ･興味があるものがあまり無い。そんな余裕は無い(ので興味pt残してます) 「すずって言います。椎名鈴」 「…みんな死んじゃえばいいのに」 孤児院から私が里子に選ばれた時、周りが祝福してくれたからいいことなんだと思った。初めて来たお家は大きく見えて、私の部屋があるって聞いた時には凄く嬉しかった。 母になる人は私の顔がとても好きらしい。「お人形さんみたいで可愛いね」って褒めてくれた。 父になる人はお祝いにお酒を飲んでいた。きっと喜んでくれているのだろう。あんなに上機嫌なのだから。 祖母になる人とはあまりお話していないけれどこれから仲良くなっていけたらな、と思った。 兄になる人は何も言わなかった。でも握ってくれた手のあたたかさと握り返した時の笑顔が嬉しかった。 10年が経った。17歳になった。 クラスメイトは「可哀想な家の子」とくすくす笑う。教科書も内履きも買えるお金は無い。誰かの落書きや靴跡はずっと消えない。 母は相変わらず私の顔がとても好きだ。「相変わらずお人形さんみたいね。羨ましい」 父は今日も酒を飲んでいる。瓶はそのまま床に転がすと喧嘩の時に割れちゃうから早く片付けなきゃな。 祖母とはいつまでも仲良くなれない。私が祖母のやりたいようにさせて言いなりになればきっと「仲良し」になれるのだろうけれど。 兄は4年前に家を出た。こんな家にはきっと戻ってこないだろう。この手を握ってくれる人はきっともう居ない。 通過後 ありがとう唯見さん。これからも一緒だよ

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