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地域ではかなり名の知られた「古備前組」の若頭。幼いころから跡取りとして育てられ、己の身を守るために護身術などを覚える。 幼いころ誘拐された経験があり、額の右側に火傷の跡がある（普段は前髪で隠してる）（このためＡＰＰが１５から１１に） その時の犯人らの組は、父親（組長）の命により他の組員によって壊滅状態にさせられた。鶯は自分が捕まった所為で他人とはいえど人が死んでしまった事実を酷く悲しみ、それから他の組に誘拐されそうになるたび自ら撃退し、その都度自らの組に寝返るように言いくるめるようになっていった。 現在は時期組長として実家で父親の仕事を手伝い、下々の組員を率いている。 大学には自分の家庭の事情を隠さずに通学。そうすることで学生と教授を自分から遠ざけ、余計な交友関係を持たないようにしていた。 サークルは反勢力やよそ者が古備前組の管轄内で犯罪を犯した際の処理に役立つと思い『犯罪心理学サークル』に所属。 一つ年下の大包平（仮）とはそのサークルで出会った。他の学生達とは違い、臆することなく自分では思いつかないような考えを意見する大包平に鶯は興味を持ち、大学時代唯一親しい仲になる。 卒業後も交流は続き、数年前正式に跡取りに任命されたのをきっかけに鶯は大包平を遠ざけようと試みたが、本人がそれを拒否。むしろそんなことで疎遠になろうとしている鶯を「俺を馬鹿にしているのか！？」と怒鳴りつけ、喧嘩に発展したこともあった。 今はそんなこともあったなと、飲みの席で笑い話にできるほど仲がよく、互いがかけがえのない存在だと感じてはいるが直接口にしたことはない。 普段は実直な大包平を揶揄い、その反応を面白がっていることの多い鶯だが、もしも大包平が助けを求めてきたのなら自らの全てを投げうってでも助ける気でいる。

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