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一人称:「オレ」「オジサン」 二人称: 「アンタ」「おまえ」「坊ちゃん」「お嬢ちゃん」 「～だ」「～か？」 元浮浪者の、まるで絵に描いたようなダメ人間ならぬダメオーヴァード。動くのが嫌いだ。働くのが嫌いだ。酒と煙草と賭博は好きだ。そんな、絵に描いたようなダメダメのダメオーヴァード。 正義感だけは一丁前にあるが、肝心の能力が追い付いていない残念な男。他人を見捨てることは絶対にしないが、その無能さに呆れられ、逆に相手から見捨てられるタイプ。幼い頃はガキ大将タイプだったが、足が速いとか悪知恵が働くだとか、大人になるにつれてそんなものは段々と無価値になっていく。この男も例にも漏れず周囲から人が離れて行くにつれて塞ぎ込み、やがて自分から独りになっていった。 ……で、オーヴァードに覚醒したと思ったら自分で殴ることすらも出来ないなんて、あんまりじゃあないか。 基本的に他人の後ろを歩く。自分から率先して前に出ることは無い。「やだ、コワ……」 覚醒のきっかけは誓約の瞳に「力が… ほしいか……」と話しかけられたことである。競馬で負けに負けて不貞腐れながら階段を降りていたところを、たまたま落ちていたそれに話しかけられたのだ。……で、それはもうハチャメチャに驚き、階段で足を滑らせて転落して死んだ。なんとも呆気ない最期である。その後覚醒し、勝手に眼球に棲まわれたことに気が付くも、そのままにしている。「だって、目ん玉抉るのとか絶対痛えもん。オジサン痛いの嫌いなんだよな～」。モノの力に頼るのが本人的に嫌らしく、乱用することはない。あと、単純になんだかこの能力を使うのが怖いのだ。 上記の「遺産」の影響のため、他人を信用することはない。この男の行動理念は「自分に利があるか否か」である。 ◆以下、RHOバレ注意 PC1について 1年前、パチンコでも行こうかとぶらりぶらぶらとそのあたりをほっつき歩いていたところで彼がいたぶられているところに遭遇する。散々迷ったが見捨てることが出来ず、<時の棺>で彼への攻撃を逸らし、「遺産」の力を使って相手に「10秒待て」と命令した後、<ディメンジョンゲート>を使い、小佐古支部へと届けた。真実を明かさない理由は曰く、「そういうのって、なんか違うと思うんだよ」。基本的にPC1の行為を阻むことはしない。……が、無茶をしそうものならばいやいやと言った様子で止めに入るだろう。

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